要請番号(JL56924A22)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
牧畜・漁業・畜産省
2)配属機関名(日本語)
クリビ零細漁業コミュニティセンター
3)任地( 南部州オセアン県クリビ市 ) JICA事務所の所在地( ヤウンデ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
クリビ零細漁業コミュニティセンター(CECOPAK)は、クリビの零細漁業の振興を目的として、日本の無償資金協力により2006年に建設され、当国初の水産複合施設として、魚市場、製氷所、水揚げ岸壁、漁具倉庫、カヌー造船・修理場、船外機修理場などを備えている。設立当初は牧畜・漁業・畜産省が同センターの運営管理支援を行っていたが、現在は漁民により独立採算で運営されている。これまでに2名のJICA海外協力隊(漁業組合、村落開発)が派遣、その後、複数回にわたり、短期専門家が派遣(水産開発・運営管理技術アドバイザー)されてきた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
CECOPAKは2006年開所以来、地域の水産活動を支える中核施設としてすでに17年目となり、施設の直接裨益者数(漁民や仲買人等)は当初の約90名から現在では約200名超に増加、間接裨益者数も約700名超に拡大している。特に氷販売に関しては利用者数が当初の約900名から約1,200名に増加した。現在、センターの改革期と位置づけ、製氷機の入れ替えや、漁民倉庫の増設、相対取引から競り取引の導入、衛生環境の改善や各種啓蒙活動等が進められているが、機材・備品管理や組織運営のノウハウ、衛生関連知識に乏しい。そのため、過去に現地で2名の活動実績があるJICA海外協力隊に、その強化・活性化に向けた助言や運営支援が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
CECOPAKセンター長をカウンターパートとし、以下の活動を行う。
1. CECOPAKの施設運営上の問題点を明らかにし、その改善策の提案と実施支援を行う
2. 製氷機の維持管理及び氷販売の改善に向けた助言を行う
3. 荷捌き場の衛生管理に関する啓蒙活動を支援する
4. 施設内での水産物取引量・額のデータ収集(帳簿整理を含む)に関する業務改善に向けた助言を行う
5. 地域住民の魚食実態を調査し、仲買人や地域住民に対して新しい加工方法や料理方法を紹介するなど、収入向上を目的とした活動を実施・支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
センター内諸設備、事務室
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚※変動あり】センター長1名(50代男性)、職員10名(20~40代男性)
【活動対象者】漁民・仲買人・地域住民等 約700名
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
・グループ活動や組織運営の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)