要請番号(JL56924B23)
募集終了
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
スポーツ・体育教育省
2)配属機関名(日本語)
カメルーン柔道連盟
3)任地( 中央州ンフンディ県ヤウンデ市第1区 ) JICA事務所の所在地( ヤウンデ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カメルーン柔道連盟は、柔道の普及および技術の向上に努めており、同国の柔道界を組織・運営する団体である。入門レベルから国際大会出場レベルのカメルーン人柔道家を育成しており、2022年に開催されたアフリカ選手権では、複数名の上位入賞者を輩出した。また、東京五輪には2名、パリ五輪には1名の選手がそれぞれ出場を果たしている。同連盟はスポーツ・体育教育省の管轄下にあり、年間予算は約430万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
カメルーンの全柔道クラブ数は約50、うち柔道連盟の所属クラブが約38あり、2013年から2016年の間に国際大会へ出場した選手は、男子40名、女子30名である。柔道連盟の支部が全10州にあり、各州で試合があるほか、全国大会を開催。カメルーンの強豪選手はアフリカ選手権をはじめとし、海外遠征の機会も多く、さらなる選手の技術力強化を図っている。
指導者の能力強化および技術向上のために、JICA海外協力隊の派遣要請がなされた。日本政府の支援により、ヤウンデ郊外に新しい柔道場が建設され、2023年2月には初の大使杯が開催されるなど、当地での柔道は盛り上がりを見せており、日本の柔道を広めるためのさらなる活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に下記の活動を行う。
1. ヤウンデ中心部の道場にて青少年を対象にした指導や指導者の柔道技術の向上を図る。
2. 国際大会出場レベルの柔道家の育成を目指し、代表選手の技術向上および精神力を鍛えるための練習指導を行う。
3 ヤウンデ郊外や地方の道場を定期的に巡回し、柔道を通じた青少年育成や、国内外の大会出場を目指す選手ならびに指導者向けの指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
道場、マットまたは畳、柔道着、パソコン
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
柔道連盟会長(男性50代、6段、柔道審判員資格者)
男性コーチ:30代 4段、40代 5段
【活動対象者】
14歳~40歳前後の約60名。段位は白帯~3段程度。
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:(男性) 備考:主に男性への指導となるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:指導者育成のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)