要請番号(JL56924B29)
募集終了
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
牧畜・漁業・畜産省
2)配属機関名(日本語)
牧畜・漁業・畜産省ンデ県事務所
3)任地( 西部州ンデ県バンガンテ市 ) JICA事務所の所在地( ヤウンデ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
牧畜・漁業・畜産ンデ県事務所は、漁業・養殖、畜産などを管轄する計4部署からなり、県内500を超える小規模農家を支える行政機関である。同事務所が支援を行っている養殖農家は約100人であり、養殖に関する技術的なアドバイスやマーケット開拓支援を行っている。配属先では、現在10名の職員が所属している。同配属先には隊員2名程度が要請されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の水産物の国内需要は年間約50万トンだが、国内生産量は約33万トンであり、消費の多くを輸入に依存している。現状、海洋漁業の生産量拡大の可能性は限られているが、内水面養殖は発展途上にある上、それに適した環境を豊富に有していることから、生産量拡大に向けたポテンシャルは大きい。
配属先のある西部州では、ナマズ養殖を中心とした一般的な池養殖と地域開発を組み合わせた養殖業が展開されており、レストラン経営と組み合わせた多角的な養殖場経営も一部では行われている。他方、適切な養殖技術を有さない養殖農家も多く、また養殖用飼料や資金へのアクセスが課題であることなどから、配属先職員への養殖技術や知識の移転や、養殖農家への直接の指導による収入向上を目的として、本件が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に下記の活動を行う。
1. フィールドワークによる養殖に関する問題点の抽出、改善案の提案
2. 養殖農家を対象とした各種セミナーの企画、実施支援
3. 養殖魚の販売促進に向けた、輸送方法や加工等の工夫等の具体的な助言
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
配属先長40代、その他職員複数名
【活動対象者】
県内の養殖農家:約100名
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:年長者への助言が必要なため
[参考情報]:
・水産系大学卒業者が望ましい。
・養殖業の実務経験が望ましい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
同じ配属先の隊員(職種「コミュニティ開発」)と協働の可能性あり。
水産分科会を通した他地域の隊員(職種「コミュニティ開発」「養殖」)との協働の可能性あり。