要請番号(JL60318A03)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育・職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
工業・商業高校
3)任地( ジブチ市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
全国に7校ある公立技術高校の一つで、現在工業部と商業部で2-4年制(来年からは2年制と3年制のみ)の各種コースが実施されている。生徒は約1,600名、教員は約140名。工業部は機械工学、電気工学、土木工学の3つの分野に別れ、機械工学分野は、金属加工、自動車整備、自動車電機、電子機械、大型車両操作の5つの学科に分かれる。フランス開発庁や世銀などから機材供与を受けている。校長は、2017年に職業訓練に関するJICAの本邦研修に参加した。過去に、自動車整備のJV3名、建築、板金、電子機器のJVが1名ずつ活動しており、現在、首都の職業訓練センター配属の溶接JVが、同工業・商業高校でも支援活動を実施中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
『アフリカの角』地域の物流の要所として、当国では、特に今後の経済の中核となることが想定されている港湾、鉄道、道路などに係る産業において、労働者の需要が高まりつつある。しかし、労働者の技術力が低いために雇用機会が失われている状況であり、殊に若年層の失業率は約7割と深刻な状況である。従って技術高校においては、即戦力となる質の高い労働力を提供するという役割が益々重要になっており、論理から実習に重点を移したり、資格制度を整備したりといった改革が行われている。校長は過去に配属されたJV(青年海外協力隊)の貢献を評価しており、また自ら本邦研修で学んだ5S改善の知識の実践に取り組んでいることから、溶接の新しい技術に関する知識や実践経験が不足している金属加工科の教員の能力を強化し、5Sの定着を支援することを目的とする溶接JVの要請が上がった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
校長を始めとする配属機関関係者の協力の下に、以下のような支援活動を実施する。
1.溶接に関し、生徒が技術習得意欲を高め、就職に役立つ技能を効果的に身に付けることが出来るような実習や活動を、金属加工科の教員らとともに考案・実施する(例えば、他校との合同技能コンクールなど)。同時に、教員らの溶接技術の強化を図る。
2.作業場の資機材の適切な管理のため、現場の状況に合った5S/カイゼンの活動を導入し定着を図る。また、そのグッドプラクティスを学校内外に広げる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
アーク溶接機5台、ボール盤1台、三本ロール1台
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:男性40歳代
金属加工科教員:男性3名25-35歳、専門大学卒
生徒:3学年40-50名程度、男子16歳以上
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:技術指導が求められる
[参考情報]:
・アーク溶接特別教育修業
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~39℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
ジブチでは6~8月は最高気温45度以上を記録する