要請番号(JL60318A06)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育・研究省
2)配属機関名(日本語)
医薬研究所
3)任地( ジブチ市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
医薬研究所は、ジブチ調査・研究センターとして統括される6つの研究所のひとつであり、2011年に設立された。同研究所では、主に同国に自生する植物の薬効に関する研究、医薬品の適性検査、食の安全に関する調査を行っている。薬用植物に関する研究に関しては、東京農業大学との連携が進行中である。これまで、在ジブチ日本大使館の無償資金協力の一環で、研究所内の植物標本室の整備や、医薬成分分析器などの機材整備を実現している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同研究所では、これまで、癌、肝臓病、細菌感染症を抑制する医薬成分を含む植物が発見されており、薬効が認められた植物を圃場にて栽培し、薬品として商品化する業務にも着手している。栽培の効率向上や規模拡大に向け、生育実験も行っているが、同研究所には同作業に関して専門的な知見や経験を持つ人材がおらず、農業・牧畜・漁業・水資源管理省の技術者との連携を図るなどしている。配属先関係者は、東京農業大学との連携により、日本人研究者の能力を高く評価していることから、植物に関して、分析研究やデータベース作成、標本作成・管理に関する技術・知見、種子の採取・精選から生育実験に関する経験を持つ日本人ボランティアによる技術支援の要請があった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属機関関係者に対し、以下の活動を実施する。
1.薬用植物に関連する分析研究、データベース作成、標本作成・管理などに関する技術や知見を共有し、円滑な実施をサポートする。
2.効果が認められた薬用植物の植栽・商品化に向け、種子の採取・精選や生育実験の計画・実施を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電子天秤、恒温器、植物標本棚
4)配属先同僚及び活動対象者
研究者・技術者:男性3名、女性3名、20-40歳代
上記研究者・技術者のうち所長:女性40歳代、植物標本室責任者:男性30歳代
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:技術支援が求められる
[参考情報]:
・大学での実習経験でも対応可能
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~39℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
ジブチでは6~8月は最高気温45度以上を記録する