要請番号(JL60318A11)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育・職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
国民教育研究・情報・製作センター(CRIPEN)
3)任地( ジブチ市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国民教育研究・情報・製作センターは、1990年に設立された国立機関であり、初等・中等教育の教育に関し、教育学研究、カリキュラム・プログラム作成、資料製作、教科書出版、情報・通信(TV・ラジオ)に係る事業を行っている。国民教育省では、教育のツールとしてタブレットの普及を目指し、これまでに、パイロット校に約2万台を導入し、算数とフランス語の授業で試行的な活用がなされた。2017年新学年度からは全国の小学生低学年でのタブレット配布・使用が開始している。配属先は、タブレット教材開発を一手に担っており、アプリの拡充が喫緊の課題となっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
タブレット教材開発を担う配属先では、2017年に入って世界銀行の援助で実施されたアプリ開発の研修を9名の職員が受講し、うち3名が現在教材アプリの開発業務に専従している。算数教科に関しては、タブレットを利用した計算ドリル学習で一定の成果が出てきており、今後は、教科書の内容のデジタル化、高学年への拡大、さらにはインターネット回線への接続を前提としたインタラクティブなアプリの開発、中等教育用のPC教材開発も計画している。今後は、上記研修を受講した職員と共に、児童の能動的な学習姿勢を引き出し、理解度を高めることのできる教材のコンセプト作りに取り組むと同時に、可能な範囲で教材アプリの開発をサポートできる人材が青年海外協力隊として求められている。タブレット教材の現場での使用状況をモニタリングし、その結果を教材開発や改良にフィードバックさせる取り組みを促進する。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先が実施する算数教科に関するタブレット教材のコンセプト作りおよびアプリの開発を支援する。
2.国民教育省には、2017年6月からJICAの理数科教育強化アドバイザーが配置されており、初等教育の算数の質の向上に関する技術支援を行なっており、直携が可能。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクトップPC(HP Windows10)、インターネットWIFIモデム、教材アプリ開発用ソフト(アンドロイドSTUDIO1.6)、タブレット(アンドロイドVer4.1、Ver5.1)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長:50歳代男性
配属先長補佐:50歳代女性
アプリ開発担当者1:IT技術者(40歳代男性)、経営学教育技官(40歳代男性)、数学教育技官(30歳代男性)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~39℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
ジブチでは6-8月は最高気温45度以上を記録する