要請番号(JL60319B01)
募集終了
2代目
・2020/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育・職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
初等・中等教員養成校
3)任地( ジブチ ) JICA事務所の所在地( ジブチ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
新規教員と現職教員を養成する学校で、2013年に日本の無償協力により建設された。初等教育の新規教員養成(2学年制1学年約100~120名)については、1年目は講師による講義と本養成校の付属小学校(市内5校)での研修、2年目は同付属小学校にて1クラスを担当しての教育実習が行われる。また、現職教員研修としては、年間4回の休暇期間に、本養成校所属の教育技官に加え、教育学区視学官事務所所属の視学官や教育技官による短期研修が実施されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育省では、特に初等・中等教育における理科・算数/数学の授業の質や、児童の学力のレベルの低さを認識されており、2017年以降の事業計画では、その改善を喫緊の課題としている。理数科の指導法改善を目的として、JICAは2014年よりジブチを対象にした本邦での課題研修を実施しており、本養成校からも校長をはじめ関係者が数名参加している。また2017年6月からは、理数科教育強化アドバイザーが教育省に配置され、本養成校でも活動を行った。前任の小学校教育隊員は、本養成校の付属校において、校長や教員らとの協力により、算数の基礎学力を定着させるための効果的な指導法を試みた(特に低学年対象)。これらの活動が評価され、隊員2代目としての継続支援が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
教員養成校の市内の付属小学校5校を巡回し、以下のような活動を行う。
1.算数教育の現状把握と課題分析を行う。
2.特に算数の基礎学力の定着に関し、現状の課題解決のための方法を検討・提案し、教員との協働により授業において実施する。( 前任の隊員が作成した教材や、JICA理数科教育強化アドバイザー作成の算数副教材も有効的に活用。)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
・巡回する学校により設備や機材は異なるが、基本的に事務机のみ。
・前任の隊員が作成した教材、及びJICA理数科教育強化アドバイザーの作成の算数副教材(データ)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:教員養成校校長(50代女性1名)・同養成校所属視学官(1名)・教育技官(40~50代男女4名)
活動対象者:付属小学校校長(40~50代各校1名)・教員(各校約20名)・児童(各クラス約40~50名)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:教員への技術伝達が求められる
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:塾等での指導でも可
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・電気・水公社レベルの停電も発生するが(月1~2回短時間)、政府提供住宅も含め、一般住居の水道設備の老朽化が原因で、給水に不具合が生じることが多い(月に1~2回)。
・ジブチでは、6~8月は最高気温45度以上を記録することがある。
・政府提供住居等の確保状況により、同性間で同居の可能性あり。