要請番号(JL60319B07)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育・職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
中等教育物理・化学教科視学官事務所
3)任地( ジブチ市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
全国の公立中学校(首都16校・地方14校)及び公立高校(首都10校・地方5校)を管轄する視学官事務所は、仏語、英語、アラブ語、数学、体育、歴史・地理、生物・地学、物理・化学の8教科に分かれている。配属先には、視学官と6名の教育技官が配置され、教員の任用、教員研修、中学・高校終業試験、教材の調達・配布、カリキュラム改訂などを主な業務としている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
中学校の理科教育では、生徒の関心や理解を深めるには実験授業が効果的であるが、教材・器具等や教員の実践経験の不足により、実施が普及していない。この課題を解消するために、これまで首都の中学校2ヶ所に計5名の理科教育隊員が派遣されてきた。そのうち、フクザワ中学校で活動中の隊員は物理・化学教科視学官事務所と連携し、教育技官の協力を仰ぎながら、他の中学校の物理・化学教員に対し、前任者から継続して作成している実験ビデオ教材の利用促進を図る取り組みを行った。その後任となる理数科教育隊員が現在フクザワ中学校で活動中であるが、教育技官との協力体制の強化により、活動の成果を効率的に他校に普及させることが期待されている。さらなる活動の相乗効果を狙い、この度、視学官事務所から、同事務所へ理科教育隊員派遣の要請を受けることとなった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚の協力の下、以下のような活動を通し、中学校における生徒主体の理科授業への転換を目指す。
1.活動対象の中学校を選定し、生徒が主体的に学ぶ理科授業(実験授業を含む)を実践するために、教材の整備や教員の指導能力強化を支援する。
2.教員研修の機会を利用して、特定の中学校におけるグッドプラクティスやボランティア活動の成果を他校に伝達・普及させるなど、中学校と視学官事務所の連携強化のための支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学校によって実験教材の整備状況は様々である
4)配属先同僚及び活動対象者
・視学官(男性40歳代)
・教育技官(6名40-50歳代)
・物理・化学教員(20-40歳代)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教員を指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・政府住宅を含めた住居の電気・水道設備の老朽化による不具合の発生(月1~2回)。
・6~8月は最高気温45度以上を記録することがある。
・政府居等の確保状況により同性間で同居の可能性あり。