要請番号(JL60321A12)
募集終了
4代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育・職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
フクザワ中学校
3)任地( ジブチ市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フクザワ中学校は 1995年に日本の無償資金協力により建設された公立中学校である。現在生徒数は約2,500名(2019年5月現在)。4年制で、第6学年16クラス、第7学年12クラス、第8学年9クラス、第9学年15クラス、計52クラスの規模となる(学年は5年制の小学校からの続き番号を用いる。日本の小学校6年生~中学校3年生に相当。)。校内は、普通教室27室、実験室6室、図書室1室、情報室3室(内、1室は2020年6月に整備予定。)が設置される。教員は全教科合わせて71名が勤務し、各クラスの定員数は約50名である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育省は2010~2019年の国家教育計画の中で「学校教育での実践的なICT教育の実施」と「学習ツールとしてのICT教育の発展」をめざしており、2014年より教育現場に試験的にタブレット・PC・教育ソフト等の機材を導入している。一方で、教員等の教育関係者がIT機材を適切かつ効果的に活用できるノウハウの獲得には課題があり、更なる研修の実施等の支援が必要な状況である。現状下、学校現場において、状況に応じた教員への直接的な技術支援を目的とした隊員が要請された。
なお同校には、これまで4代の理科教育隊員を派遣していたが、より現場のニーズに沿った支援として今回の新規要請とする。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先校長への相談、同僚となる教員との協力の下、以下の活動を行う。
1.IT教室や機材の管理・活用状況を把握し、課題を分析する。
2.生徒が安全かつ有効にインターネットを活用するための条件整備を行う。
(フリーのアンチウイルスソフトの導入や、生徒がPCやインターネットを活用する際のルールの設定など)
3.教科指導におけるIT機材の活用において、教員や生徒に必要かつ適切な支援を行う。
4.教員・生徒に対しWord・Ecxelの活用・軽微な問題発生時の対応法など基本的な知識や技術の指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
・laptop-PC(HP250G,Windows7,Offcie2010,50台・新規50台)・SMART Board(Benq2台・新規2台)・プロジェクター1台・LANによるネット接続
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長(男性40代1名)・副校長(50代男性1名)・教員全71名(仏語13名・英語10名・アラビア語11名・数学10名・歴史/地理7名・生物地学6名・物理化学4名・体育10名)
活動対象者:教員72名(うちC/ Pを任命依頼)・生徒2,500名
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:ケース対応が必要となるため
[参考情報]:
・情報環境整備の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・政府提供住宅の老朽化による電気・水道設備の不具合が頻繁に確認されている。
・政府提供住宅の確保状況により同性隊員と同居の可能性あり。
・6~9月は最高気温45度以上を記録することがある。