要請番号(JL60321A18)
募集終了
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3代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育・職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
ディキル州教育局
3)任地( ディキル市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 35.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ディキル州教育局は州内の小・中・高の学校教育行政および教育課程全般を管轄する組織である。日本の無償資金協力により、ディキル市内に小学校2校が建設され、うち一校に小学校教育隊員が配属され理数科教育の質向上の活動を行った実績がある。2014~16年には「理数科教員養成」国別研修が、また同研修の実施機関である鳴門教育大学関係者やJICA理数科教育アドバイザーがディキル州の教育局において算数教育に係る研修が実施される等の技術協力が行われた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国の小学校では教材開発や授業研究が不十分であり、授業は教師による一方的な説明になりがちで、児童の興味を引き出すような工夫がなされていない。一方で、公用語である仏語に馴染んでいない低学年児童や、概念や事象の理解が重要な理数科教育において、教材の活用が理解向上に効果的であるという共通認識はある。現在活動中の小学校教育隊員は、市内の全4校の小学校を巡回しながら理数科の基礎学力の定着をねらった活動を実施した。今回、継続した技術支援の必要性により隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の関係者と協力して主に理数科教育の質の向上を目指した以下の活動を行う。
1.児童の基礎算数能力について現状把握を行う。
2.児童の学習意欲を引き出すための教材開発や授業研究を行う。
3.教員に対する研修や勉強会などを行い教材作成や授業の質向上に関する支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コピー機・プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先関係者:視学官(局長 40歳代男性)・指導主事(40~50歳代男性5名)
活動先関係者:市内の小学校の校長・教員
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員への指導が求められる
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教員への指導が求められる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・政府提供住宅の老朽化による電気・水道設備の不具合が頻繁に確認されている。
・政府提供住宅の確保状況等により、同性隊員と同居の可能性あり。
・6~9月は最高気温45度以上を記録することがある。