要請番号(JL60322B02)
募集終了
3代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性・家族省
2)配属機関名(日本語)
バルバラ女性研修センター
3)任地( ジブチ市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
バルバラ女性研修センターは、女性の自立支援、起業促進を目的に、2006年に首都に設立された技術支援センターである。センターは料理科・美容科・裁縫科・パソコン科の4学科が設置され、2年制で、各科の生徒数は約30~40名、年間予算は約1,000万円で、女性が支払う授業料は年間約12,000円程度である、2016年にはトルコ政府の援助で調理実習設備が増設され、2017年には卒業生の起業をバックアップする目的で美容院と洋裁店が開設され、優秀な生徒はそこで1年間の就業経験が積める仕組みとなっている。配属先には、これまで2代の家政隊員の活動実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ジブチは失業率が高く、特に若年層失業率は70%程度と深刻な問題を抱えている。港湾物流や駐留外国軍関連のサービス業の他は国内産業が多角化していないこと、労働者の技術力が低いことなどが課題になっており、特に女性は就職の機会が少ないことが実情である。政府は、男女の教育機会や雇用の均等化の推進を掲げているが、実現には至っていない。これまで同センターで活動した隊員は主に裁縫科で技術指導を行い、また他の隊員と連携しながら、手工芸品を製作・販売した収入創出活動を行った。センターの限られた予算と設備・資材を活用し、効果的な授業や実習を実施することで生徒の就職や起業を促進することを目的とした隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の各科の講師と協力して以下の活動を行う。
1.裁縫科の学生を中心に衣服作成や小物作成等の裁縫技術の指導を行う。
2.生徒の就職や企業に関する市場調査や求人確保等の支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
・裁縫機材・道具/調理実習設備/器具・美容サロン設備・PC・発電機
4)配属先同僚及び活動対象者
・センター長(女性40歳代)
・裁縫科講師(女性3名20-50代)
・料理科講師(女性2名30-40歳代)
・美容科講師(女性3名30歳代)
・パソコン科講師(男性1名30歳代)
・活動対象者(女性10-20歳代)約50名
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:協働者、活動対象者が女性のみ
[学歴]:(専門学校卒)家政 備考:技術的支援が求められる
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居の確保状況等により、同性隊員と同居の可能性あり。