要請番号(JL60919B03)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・社会保障・国民連帯省
2)配属機関名(日本語)
ンケンボ・外来診療センター
3)任地( エスチュエール州リーブルビル市 ) JICA事務所の所在地( リーブルビル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都リーブルビル市内ンケンボ専門病院(感染症対策)敷地内に2008年に設立されたHIV/エイズ専門の医療機関で、全国に10箇所あるHIV/エイズ専門機関の一つ。主な事業内容は、HIV抗体検査やカウンセリング、HIV/エイズ患者への治療薬の提供、日帰り入院、患者に対する栄養指導など多岐に渡り、登録患者数は8,000人を超えている。診察件数は約50件/日であるが、検査や薬剤の受け取りのみに来る患者を含めると来院患者数は約150人/日である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガボンのHIV/エイズ感染率は3.6%(2016年/UNICEF公表データ)で、若干減少傾向にあるもののHIV/エイズ予防対策は国家の重要な課題となっている。ガボンではHIV検査及び薬剤は患者の国籍に関わらず無料で提供されているが、薬剤を受け取るにあたって定期的な診察が義務付けられている。しかし、様々な事情にて定期診察に訪れず、治療が中断している患者が多くいるのが大きな問題となっている。現在派遣中のボランティアは、HIV/エイズ患者(継続治療中断患者含む)の状況把握の一環として、患者統計整備や患者情報管理の改善を行っている他、保健分野隊員と共にピアエデュケーター育成活動を行いHIV/エイズや性感染症に関する啓発活動を行っている。同センターにおける統計整備や、ピアエデュケーター育成活動は、当地のHIV/エイズ対策に重要であることから、継続した隊員派遣が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚などと協働し、主に以下の活動を行う。
1.同院を訪れる患者に関する統計整備・患者情報管理を継続的に支援する。
2.同院における治療中断患者を対象とした啓発活動に関するサポートを行う。
3.同院内における業務改善のための助言・サポートを行う。
4.他の保健分野隊員と共にピアエデュケーター育成や院外での啓発活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先内の事務机などの事務機器・用品、HIV/エイズ患者情報管理ソフトSANTIA
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:医師4名(うち1名センター長、40代、女性)、看護師3名(うち1名カウンターパート、40~50代、男女)、臨床心理士6名(20~40代、女性)、ソーシャルワーカー4名(30~50代、男女)、臨床検査技師1名(50代、女性)、会計1名、秘書
活動対象者:HIV/エイズ患者、地域住民
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:学歴が重視される職場環境である為
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:ワード・エクセルなどPCスキル
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は同性隊員と同居になる可能性があります。