要請番号(JL60924B01)
募集終了
1代目
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家官庁省
2)配属機関名(日本語)
アカンダ市役所
3)任地( エスチュエール州アカンダ市 ) JICA事務所の所在地( アカンダ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ガボン総人口約40%に相当する約90万人を擁する首都リーブルビル市の副都心アカンダ市は、人口約7万人を擁し2013年に市政が施行された地方自治体である。アカンダ市役所環境衛生課は市内の廃棄物処理、排水溝の管理等の役割を担っている。特に廃棄物処理に関しては、海辺や道路といった公共スペースの清掃、家庭ごみや企業からの廃棄物処理を一手に担っており、市民団体やNGOと協働し対応している。しかしながら、人口増と活発化する企業活動により、廃棄物処理がその膨張に追いついておらず、深刻な社会問題となっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
政府や市は市民の廃棄物処理への関心を高めるべく一斉清掃キャンペーン等を定期的に試行するも、キャンペーン後には、市内の至るところに家庭ごみ等が散乱する事態が生じている。このような背景から、廃棄物処理の主要なアクターである市民団体、NGO、民間企業等への適切かつ効果的な事業運営への助言や、廃棄物処理に関する学校教育現場を含む市民への啓発活動の実施が可能な隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先(市役所環境衛生課)において、同僚職員や関係機関と連携して、以下の活動を行う。
1.同僚と協働し、市内の主要なアクター(市民団体やNGO、民間企業)の廃棄物処理に関する実態調査を実施し、全体像を把握する。
2.上述の1.を実施するなかで問題を特定し、同僚や協力的なアクターとともに解決策を企画立案し実施する。
3.上述の2.を実施するなかで必要に応じて、3R(リユース、リデュース、リサイクル)の重要性等について、市民や学校現場への啓発活動を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室(机、椅子等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先: 環境衛生課長1名(40代男性)、同課職員10名(30~50代、男性女性)
活動対象者: 配属先同僚、廃棄物処理に関わる市民団体、民間企業等
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚や協働者への助言のため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
・衛生啓発や健康管理の知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
2017年にJICAが国連開発計画とともに立ち上げたAfrican Clean Cities Platform (ACCP)の活動や、他国の環境教育隊員の活動など、特に廃棄物処理問題と対応策に関する教訓は既に多く存在し、そういった教訓から学びつつ、ガボンの背景に合った提案と実践が期待されています。