2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL60924B13)
募集終了

国名
ガボン
職種コード 職種
H112 言語聴覚士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会課題省

2)配属機関名(日本語)

国立聴覚障害児学校

3)任地( エスチュエール州リーブルビル市 ) JICA事務所の所在地( リーブルビル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1982年に自身も聴覚障がいを持つアメリカ人牧師アンドリュー・フォスター博士が、ガボン福音教会を代表するシマ・ンドング牧師と共同で創立した学校で、1985年に政府の管轄下の国立聴覚障害児学校となった。聴覚障がい児に対する就学前・初等教育の実施、リハビリテーションの提供、心理的ケア、社会復帰支援を使命とし、2024年8月現在3~28歳の児童・生徒が約120名在籍している。学校運営には、大統領夫人財団やユニセフ、フランスのNGO団体等からの資金援助や学習機材の提供を受けている。2018年2月から現在まで3代にわたりJICA海外協力隊(言語聴覚士)が派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

活動先は開校40余年を迎えるが、日頃から聴覚障がいのある生徒に関わっている教職員でも、障がいに対する理解が十分とは言い難い。これまで派遣されてきたJICA海外協力隊により教職員や保護者に対し生徒の補聴器の継続装用や維持管理についての重要性の啓発がなされてきたが、様々な理由により装用できていない生徒が多いこと、そして聞こえの保障のない生徒に対し表面的な発音指導が続けられており、より根本的な言語発達や読み書き能力の向上のための支援が実施されていないことが課題である。現在派遣されているシニア海外協力隊により、これら課題への対策が実施されているが、学校側に定着が見られるまで支援が必要であり、後任の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の学校長や教職員等と協力し、
1.生徒への直接的な言語訓練(発達促進訓練と発音訓練)を実施する。
2.同僚教職員に対して言語聴覚療法に関する知識と技術の伝達と研修の実施。
3.教職員や保護者に対して、聴覚障がいへの理解促進に向けた啓発活動を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

集団訓練用教室、訓練用教材(既製品と隊員が作成したもの)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学校長(心理士、50代女性)、言語訓練担当職員 (言語聴覚士の資格はない、50代男性)、臨床心理士2名(30~50代女性)、補聴器技師(50代男性)、クラス担当職員10名

活動対象者:職員、児童・生徒、保護者

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(言語聴覚士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先からの要望

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同時期に同校生徒への職業訓練的な特別授業の実施を支援するJICA海外協力隊(障害児・者支援)も募集しています。