2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61818A02)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

トアマシナⅡ郡学区事務所

3)任地( アチナナナ県トアマシナ郡トアマシナ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

任地はマダガスカル第2の都市で、マダガスカル最大の貨物取扱量を誇る貿易業が盛んな港町である一方で、不衛生で貧しい地区も多くある。配属先である同郡学区事務所(CISCO)は、中心地から離れた地域の幼・小・中・高の教育機関を統括する機関であり、18の地区教育事務所(ZAP)を通じて、郡内の公立幼稚園69園、小学校316校、中学校24校、高校2校を管轄し、各学校の運営を監督している。現在、小学校教育の青年海外協力隊(JV)一名が派遣され、協力活動を行っている他、管轄する地域では、無償資金協力にて学校建設が進められている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先が管轄するのは、街の中心地から離れた地域であり、小規模漁業や畜産業、農業等で生活する家庭が多く、学校登録料が払えず学校に通えない子供も存在する。配属先は、そのような地域の児童の健全な育成と情操を育てることを目的とし、学校教育における体育や図画工作の教授レベルを向上させたいと考えている。しかし、教員の多くが非常勤講師や教員養成学校を卒業しておらず、また教員免許を持っていても、各教員の指導力に差があり、指導内容が単調で効果的な指導がされていないのが現状である。現在派遣されているJVは図工や体育等の科目の質の向上を目指して、教員へ授業アイディアを提供しながら活動を進めている。配属先は同活動を継続し、子どもたちの発達段階に応じた情操教育や、同科目における教員の指導力の向上を実現したく、JVの要請を行った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先が管轄する小学校を巡回しながら、児童や教員に対して以下の活動を行う。
① 入手できる材料や物品を使っての図画・工作や、保健・体育の授業のアイディア提供、授業実施計画の作成、授業の実施までのサポートを行う。
② 配属先やZAPが実施する教員集会の支援や、教員を対象とした研修会を実施する。
③ 学校関係者や学校運営委員会(FEFFI)へ教育現場における問題点を情報共有し、改善に向けた活動のサポートをする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

図工や体育で使う物品

4)配属先同僚及び活動対象者

・学区事務所長(男性、50代)
・各地区教育事務所(ZAP)関係者
・各学校長、教員、児童、生徒、保護者等
・学校運営委員会(FEFFI)のメンバー(一般市民、保護者、教育関係者)

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教員研修を実施するため

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

訓練はフランス語で行うが任国でのコミュニケーションはマダガスカル語で行う。活動は自転車以外に、タクシーなどの公共交通機関を利用して巡回する。同任地で活動するの青少年活動分野の隊員との連携も期待される。