2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61818A05)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

大統領府付農業・畜産省

2)配属機関名(日本語)

アンバトランピ郡農業支所

3)任地( ヴァキナンカラチャ県アンバトランピ郡アンバトランピ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、ヴァキナンカラチャ県農業・畜産局(DRAE)の管轄下に置かれ、アンバトランピ郡を中心として、農業普及や村落開発に資する事業を実施している。同県では、2009年以降、JICA技術協力プロジェクト「コメ生産性向上プロジェクト(PAPRIZ)」の実施機関の一つであり、2015年度からは、同プロジェクトの第2フェーズ(5年間)が始まっている。現在、ヴァキナンカラチャ県の農業・畜産局で活動している隊員が2名おり、そのうちの1名が、アンバトランピ市周辺のPAPRIZの稲作技術普及支援にかかわっている。その下部組織である、同配属先にJV(青年海外協力隊)を派遣するのは初めて。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国は、コメの消費量が1人当たり、年間120キロ(日本の2倍)、生産量は毎年300万トン前後である。同県は、全国有数のコメ生産地であり、生産量をさらに増加できる潜在能力があるが、稲作技術の近代化が遅れているため、生産量の増加が伸び悩んでいる。そんな状況下、2009年から同県において始まったPAPRIZプロジェクトにおいて、コメの生産性向上を目指して作成された稲作技術パッケージを農民たちに普及・モニタリング強化することや、農民たちの収入向上を目指している。現在、ヴァキナンカラチャ県の農業・畜産局で活動しているコミュニティ開発JV2名のうち1名が、アンバトランピ郡の稲作技術普及支援や農民の生活改善に携わっている。同支所は、現在活動中のJVが、さらに農民や地域住民に密着して活動することで活動成果が向上することを期待しており、本要請にて郡レベルにJVを派遣することとした。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者と協力し、対象地域を巡回しながら、以下の業務を行う。
1.地域農民のニーズを探り、その課題解決に対する支援を行う。
(例:農閑期を活用した、栄養改善、改良カマド、住居改善、家計研修等)。
2.生活改善グループに対し、活動の活性化支援や問題解決に向けた支援を行う。
3.農民のニーズに応じ、PAPRIZプロジェクトが作成した技術パッケージを用いて、稲作技術の普及や支援や、農民が配属先やプロジェクト関係者と情報交換ができるようにサポートする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

JICAが作成した稲作技術パッケージ、生活改善資料(マダガスカル語)一式

4)配属先同僚及び活動対象者

農業支所担当官 男性1名(30代)
農業支所地域担当者 女性1名(30代)
女性グループ、農民

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・イベントやワークショップ企画・実施の経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(1~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

住宅敷地内に電気・水が無い可能性が高いため、村落地域に溶け込む覚悟があり、村人とコミュニケーションを取ることを好む人が望ましい。訓練はフランス語で行うが任国ではマダガスカル語を主に使用する。