要請番号(JL61819B06)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ミアリナリヴ郡保健局
3)任地( イタシ県ミアリナリヴ郡ミアリナリヴ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は人口24万7千人を抱えるミアリナリヴ郡の保健局で、郡内14市内に位置する27の基礎保健センター(CSB)を管轄している。各市のCSBにおいては、地域住民らを対象に、一般診療、妊婦健診、予防接種、家族計画相談・推進などの保健医療サービスが提供されている。また配属先はイタシ県病院敷地内に位置し、同病院には、診療室、分娩室、病棟らの設備があり、母子保健に係る啓発なども行われている。年間予算は、約230万円。2016年から青年海外協力隊員(JV)(看護師)が派遣されていた。
同県は、2019年3月から開始されたJICA技術協力プロジェクト「食と栄養改善プロジェクト」の対象県の一つである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の保健医療サービスは、各市のCSBにて、一般診療、母子保健、予防接種などが実施されており、またその指導の下、各地区に配置された保健ボランティアが村落部を巡回しながらサービスを提供している。しかし、予算や人員の不足、住民らの情報不足、センターへのアクセスの難しさなどの問題から、これらサービスは住民らに十分に行き届いておらず、母子保健、衛生、健康、栄養状況などにおいて未だ多くの課題が残る。その様な状況下, これまでの看護師JVは、配属先他、母子保健管理局(SSECALINE)、県栄養局(ORN)、地域の学校等と協力しながら、母子保健、栄養・衛生教育啓発活動を行った。今般、引き続きこれら活動を継続・拡大させ、特に母子保健サービスの強化のために本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者、各市CSBスタッフ、保健ボランティア、ORN、学校関係者らと協力して、以下の業務を行う。
1. 配属先及び各CSB、SSECALINE及びその管轄地域において、妊婦を対象に、母子保健(妊婦検診受診の促進、家族計画など)、食生活・栄養改善(レシピの提案など)指導、保健衛生(手洗い、安全な水の利用)、感染症予防に係る啓発活動を行う。
2.小学校など地域の教育機関において、性教育、衛生教育啓発活動(手洗い、歯磨き、安全な水の利用など)を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚::配属先局長:男性、医師、50代 配属先医師:男性、40代
・助産師、女性、1名、30代 他
活動対象者:各市保健センターの医師、助産師、看護師、保健ボランティア
(20歳代~50歳代 女性多数)
・栄養局、地域学校の関係者、活動対象地域の母子や児童
5)活動使用言語
マダガスカル語
6)生活使用言語
マダガスカル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
身体への侵襲行為は行わない。 巡回地域はJVと配属先の話し合いで決定する。
乾季(6月~8月)は、市中心部で週4日ほど断水するが、住居による、(現JV住居は、水道貯水工事済み住居のため、ほぼ断水なし)