要請番号(JL61819B09)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・畜産・水産省
2)配属機関名(日本語)
ヴァキナンカラチャ県農業・畜産・水産局
3)任地( ヴァキナンカラチャ県アンチラベ郡アンチラベ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、ヴァキナンカラチャ県において農業畜産水産にかかる技術指導や村落開発に資する事業を実施している。ヴァキナンカラチャ県はマダガスカル中央高地帯にあり、野菜栽培・果樹栽培・稲作が盛んな県であり、当国の農業において重要な役割を担う地域である。また、同局はJICA技術協力プロジェクト「コメ生産性向上・流域管理プロジェクト(PAPRIZⅡ:2015~20)」の実施機関である。年間予算は380万円。現在同任地では他にも保健、農業、職業訓練の各分野にて3名の青年海外協力隊(JV)が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
中央高地にあるアンチラべ郡は、肥沃な土地と気候に恵まれ、県内耕地面積の90%が食糧用の農地で占められている。主な作物は、米、マニヨック、トウモロコシ、トマト、ニンジンなどで、果樹はりんご、洋ナシ、柿等である。現在活動中のJV は、農民の生活改善に力を入れており、改良かまどの普及、家計研修、栄養改善メニューの提案等を行っている。また農民の収入向上を目指し、農産物加工のサポート・販路開拓も行っている。配属先は、引き続き農家の収入向上や生活を改善するために支援ができるJVを必要としており、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者や農業普及員と協力しながら、以下の活動を行う。
1.地域農民の生活環境を調査する。そのうえで地域農民の生活改善に資する各種活動の推進(例:栄養改善、改良カマド、住居改善、家計研修等)。
2.地域農家や女性グループが生産している作物を使った加工食品(ドライフルーツ/ジャム/ピクルス等)の商品開発や販売促進(販路開拓、ニーズ調査実施等)。
3.農民のニーズに合わせて、PAPRIZプロジェクトが作成した稲作技術パッケージを用いて、稲作技術の普及支援や、農民が配属先やプロジェクト関係者と情報交換ができるようにサポートする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
JICAが作成した稲作技術パッケージ、生活改善資料(マダガスカル語)一式
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:県農業・畜産・水産局長 女性
郡農業・畜産・水産支所長 男性
農業普及員(約20名) 40~50代 多くが男性
活動対象者:農民(20~40代で、多くが女性)
5)活動使用言語
マダガスカル語
6)生活使用言語
マダガスカル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・イベントやワークショップ企画・実施の経験
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(1~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動においては自転車や公共交通機関を利用して巡回する。その他、同県他職種JVとの協力が期待される。