2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61819B13)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

マダガスカル首相府

2)配属機関名(日本語)

ブエニ県栄養局(ORN)

3)任地( ブエ二県マジュンガ郡マジュンガ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 12.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国家栄養局は、マダガスカル首相府に属し、マダガスカル全土の栄養に関する業務を担う組織である。国家栄養局は各県に栄養局を配置しており、配属先はブエニ県を管轄する栄養局である。同栄養局の主な業務として、母子に対する栄養に関する指導、発育観察、食糧安全保障に関した活動を行っている。現場では、栄養ボランティア(ACN)や他関連機関と連携しながら母子の栄養改善の取組みや食の安全に関する業務を担っている。年間予算は約320万円。青年海外協力隊(JV)を派遣するのは初めてであるが、同任地保健局配属の看護師隊員が同ORNと連携して活動を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国は、5歳児未満の慢性栄養不良率の高さが深刻な課題となっており、(国立統計研究院2013年全国平均47.3%)、国家栄養行動計画3(2017-2021年)において、最も重要な目標の1つとして慢性栄養不良の削減が掲げられている。同配属先は栄養にかかわるプロジェクトの実施や、関連団体と協力しながら地域住民の栄養改善や食料安全(生産量の確保、衛生等)に向けた取り組みを行っている。そこでJVは、現場で働く栄養ボランティア等と協働しながら、栄養不良児の早期発見や栄養指導、料理講習会等の実施、及び地域住民への栄養・保健衛生啓発を実施し、慢性栄養不良削減に貢献する。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者や栄養ボランティア(ACN)、他の連携機関と協力しながら以下の活動を行う。

1.村落部を巡回し、地域住民(特に妊産婦や乳幼児)への栄養指導の実施
2.村落部を巡回し、地域住民(特に妊産婦や乳幼児)への栄養及び保健(衛生、手洗い等)啓発の実施。
3.栄養ボランティアの知識や指導レベルを向上させるための勉強会の実施

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、隊員が作成した栄養啓発教材や料理本、現場の栄養ボランティアが持っている体重計、紙芝居等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:配属先長50代 男性 1名、栄養プログラム担当者:1名、他職員数名、

活動対象者: 地域の栄養ボランティア(ACN) 30~50歳代、女性 9名(マジュンガⅠ郡)
地域住民、地域の栄養や食料安全にかかわる関係者、基礎保健センター(CSB)に在籍する保健ボランティア(AC))

5)活動使用言語

マダガスカル語

6)生活使用言語

マダガスカル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(女性) 備考:母子に介入しやすいため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的なアドバイスが求められる

[参考情報]:

 ・ワークショップの経験があればなおよい

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20 ~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動は自転車の他、公共交通機関を利用して巡回する。同任地JVとの連携も期待される。