要請番号(JL61819B18)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
アンチラベⅠ郡保健局
3)任地( ヴァキナンカラチャ県アンチラベ郡アンチラベ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アンチラベ郡はⅠ・Ⅱの2つの保健局(SDSP)が医療行政サービスを行っており、アンチラベⅠ郡保健局(SDSP)は市内の6つの基礎保健センター(CSB)を管轄し、各センターには1~2名の医師や助産師、看護師等が配置されている。同保健局管轄内には60の地区(FOKONTANY)があり、各2名の保健ボランティア(地域住民から選出)が任命され保健サービスを提供している。地域人口は約24万人。活動の中心となるアンバラバトゥ基礎保健センターは、アンチラベ市内にあり、人口約6万人の16地区を管轄しており、一般診療、妊婦健診、分娩、新生児等への予防接種、家族計画等の各種啓発活動を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
任国の保健医療サービスは、基礎保健センターにおいて、主に一般診療、母子保健、新生児の予防接種等を行い、同センターの指導の下、地区レベルに配置された保健ボランティアが保健サービスを行いながら、地域住民の健康や母子保健の改善に取り組んでいる。
現在、看護師の青年海外協力隊(JV)が基礎保健センターで、保健ボランティアと村落を巡回し保健啓発、栄養改善活動を行っている。また手洗いイベント等で、地域住民に対して保健衛生にかかわる予防啓発活動を効果的に行い、隊員の知名度も上がってきている。このような、同隊員の取り組みが配属先から評価され、引き続きJVによる地域医療活動の質の向上や地域住民への予防啓発促進が必要であるため、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先責任者、基礎保健センター医師・同僚、保健ボランティアと協力しながら、以下の活動を行う。
1.基礎保健センターを訪れた患者や妊婦への保健衛生啓発活動の実施。
(例:予防接種推奨、若年妊娠予防、歯磨き・手洗い推奨、栄養啓発等)
2.保健ボランティアとともに担当地域を巡回し、地域住民へ保健衛生啓発活動や、乳幼児の体重測定を実施。
3.近隣の学校で、感染症や疾病予防啓発(性教育、手洗い指導、エイズ教育、家族計画、若年妊娠予防など)の実施。
4.妊婦や乳幼児を対象とした栄養改善アドバイス。
※保健ボランティアや栄養局関係者に対する学習の機会となるようなワークショップや勉強会の開催も望まれている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
保健衛生啓発用教材(マダガスカル語)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:郡保健局長(医師)(女性、40代)
保健センター長(医師)(女性、40代)
助産師(女性、50代)
活動対象者:地域住民
5)活動使用言語
マダガスカル語
6)生活使用言語
マダガスカル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:(女性) 備考:妊婦への啓発が含まれるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:幅広い活動が求められるため
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(1~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動において、身体侵襲行為は一切行わない。