要請番号(JL61824A08)
募集終了

・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
アンブイマンガケリ基礎保健センター
3)任地( アナラマンガ県アバラジャヌ郡アンブイマンガケリ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アンブイマンガケリ市は首都郊外に位置し、人口4万5千人である。配属先は、保健省の出先機関でアバラジャヌ郡の保健局に属している基礎保健センターである。同センター(カテゴリーⅡ)には医師や看護師、助産師、歯科医等が配置されており、一般診療、母子保健、予防接種、家族計画、歯科等の各科が設置されている。同センターが管轄するアンブイマンガケリ市内の18地区には36名の保健ボランティア(住民から選出されセンターの活動をサポートする無償ボランティア)が配置されており、各種啓発活動や予防接種キャンペーン等を行っている。各地区に母子保健センターが18ヶ所点在している。同任地には、初代コミュニティ開発の隊員が活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の基礎保健センターでは、主に一般診療、母子保健、乳幼児の予防接種、家族計画、歯科受診等が行われている。毎月約1500人の一般診療と100件の分娩を行っている。多忙な業務状況と多数の患者対応がある中で、チームの業務改善を行い、医療サービスの質の向上を図ることが課題である。また各地域に配属された保健ボランティアが、保健サービスを行いながら、地域住民の健康や母子保健の改善に取り組んでいる。同センターでは、日々の業務量が多いため、同僚や看護学生への基礎的な看護技術指導が十分ではない。また、住民に対する保健啓発活動を実施する力が不足しており、特に住民の栄養改善や若年者妊娠への対応が課題となり、これらをサポートするためにJICA海外協力隊が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先、基礎保健センター関係者、保健ボランティアと協力しながら、以下の活動を行う。
1.配属先の基礎保健センターにて、同僚や看護実習生等へ助言や指導を行い、基礎看護技術の改善を目指す。
2.配属先の基礎保健センターにて状況把握を行い、5S-KAIZENアプローチを活用して業務改善を目指し、医療の質の向上に貢献する。
3.基礎保健センターを訪れた患者や妊婦への保健衛生啓発活動を実施する(例:ワクチン接種推奨、手洗い等の衛生指導、栄養指導、HIV感染予防、家族計画等)
4.地域の母子保健センターを巡回し、保健ボランティアと協力して母子保健に関する各種啓発活動を実施する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先備品、JICAや過去の隊員が作成した栄養改善・保健衛生に関する啓発用教材。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:基礎保健センター長(男性、医師)1名、女性医師2名
活動対象者:助産師8名、看護師1名、秘書2名、
保健ボランティア18地区に各2名ずつ
活動対象者: 地域住民、妊婦・母子、保健ボランティア、基礎保健センターを訪れる患者
5)活動使用言語
マダガスカル語
6)生活使用言語
マダガスカル語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:(女性) 備考:妊婦への啓発が含まれるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(1~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・派遣前語学訓練では公文書等で使用されるフランス語、現地語学訓練ではマダガスカル語を学習する(共に公用語)。
・活動において、身体への侵襲行為は一切行わない。