2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61824B09)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

アンブシチャ郡学区事務所

3)任地( アムルマニ県アンブシチャ郡アンブシチャ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、国民教育省の出先機関であり、アムルマニ県教育事務所(DREN)の傘下のもと、郡内の教育行政を統括する学区事務所(CISCO)である。総務、プログラム、基礎教育、幼児教育、ノンフォーマル教育家等の部署があり、28地区教育事務所(ZAP)を設置し、公立の小学校343校、中学校63校、高校10校及び私立校を管轄している。同任地には2024年6月からコミュニティ開発隊員が1名、小学校教育の隊員が1名が配属され、活動している。JICA技術協力プロジェクト「みんなの学校:住民参加による教育開発プロジェクト フェーズIII」の対象県となっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国政府は、基礎教育の質の改善に向け、教育へのアクセス改善、教員の確保と質の向上、住民参加と情報共有を推進するガバナンス改善に取り組んでいる。初等教育の純就学率は約9割あるものの都市部と農村部の格差が大きく、また修了率は約5割(UNESCO2021)と課題が多い。また、教育の質に関し、設備や教科書の不足も顕著である上、コミュニティが雇用する、教員養成課程を経ていない無資格のコミュニティ教員が6割以上を占めているのが現状である。これらの問題に対し、継続して児童の健全な育成と情操を育むことを目的に、学校保健啓発や学習環境の改善を行いながら、教員の指導力向上や児童の行動変容に向けた取り組みを行える隊員が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

現地の小学校を巡回し、配属先関係者や現地の教員達と協力しながら以下の活動を行う。
1.学校保健(手洗い、歯磨き等)の啓発活動を行う。
2.学習環境改善(ゴミ拾い、掃除、整理整頓等)の啓発活動を行う。
3.算数、図工、音楽、体育など、配属先と相談しながら授業の質の向上にむけて可能な支援を行う。
4.余裕があれば、配属先、ZAPと連携して、学校運営委員会(FEFFI)の活性化や補佐的な支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先備品(机、椅子など)。
過去のJVやJICAプロジェクトが作成した、手洗い・栄養啓発にかかる教材やDVDを利用することができる。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:学区事務所長(男性・50代)
学校保健課(男性・30代)、市民課(女性・40代)、その他配属先関係者約60人

活動対象者:児童(1クラス40人)、教員、学校運営委員会(FEFFIのメンバー)、保護者等

5)活動使用言語

マダガスカル語

6)生活使用言語

マダガスカル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:授業の質の向上に貢献するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(1~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・派遣前訓練では公文書等で使用されるフランス語、現地訓練ではマダガスカル語を学習する(共に公用語)。