要請番号(JL63018A33)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・人間開発省
2)配属機関名(日本語)
エストレラ・ドゥ・マル職業学校
3)任地( イニャンバネ州イニャソーロ郡 ) JICA事務所の所在地( マプト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2004年にイタリアのカトリック系非営利団体の支援により設立された3年制の職業訓練校である。生徒数は約500名程度で、服飾科、大工科、電気設備科、金属加工・錠前科、ホテル・観光科、会計科の6コースが開設されている。当校学生の卒業後進路は、8割以上が地場の中・小規模業者やホテル・ロッジへの就職となっているため、各コースでは卒業後直ぐに役立つだけの製品製造技術、およびサービス提供ができる技量を身に着けさせるべく、丁寧で質の高い授業と訓練を行っている。また、米国ピースコーのボランティア3名(図書館司書、理数科教師)が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当校の大工科、電気設備科、金属加工・錠前科で使用されている、実習用工作機械に組み込まれた電気モーターの保守整備、修理ができる技術者が求められている。当校の工作機械は、1台のコンピュータ制御旋盤を除き、全て1970年代から90年代に製造された手動制御の旧型機材であり、そこに使用されている電動モーターも電子制御など高度な機能を持たない物である。しかし、当校にはこれら機材の保守整備、修理ができる技術者が存在しないため、故障が起こる度に首都から技術者を呼ぶか、首都の修理業者に故障部品を送って修理しており、多額の費用と時間がかかっている。その一方、学校職員の中には、技術さえ教われば修理だけでなく、保守整備を行えるだけの知識を有した人材がいるので、これらの人材に技術指導と、部品・工具管理および購入等の運用実務に関する知識を指導できるJICAボランティアが要請されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 実習用工作機械に組み込まれている電動モーターの保守整備・修理を行う。
2. 同僚教員および機材保守要員に対し、保守整備・修理に必要な技術を指導する。
3. 部品・工具の管理および購入等、運用業務に関する規定・手順等を整備し、同僚に指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電動鋸2台、電動サンダー・グラインダー4台(大型機材)、電動ドリル(台座に固定設置されている)3台、旋盤7台(1台はコンピュータ制御式)、吸塵器(おが屑収集用)、教材用電動モーター(単相/三相)3台
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:男性50代
教員:12名(20代後半から40代前半、教員経験2-15年程、工作機械操作に関しての
技術・知識は高い)
保守要員:3名(20代後半から30代半ば、経験年数は3-7年程度、機械の保守・修理
技術は乏しい)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚職員に技術指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(8~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)