要請番号(JL63019B14)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・人間開発省
2)配属機関名(日本語)
オモイネ初等教員養成学校
3)任地( イニャンバネ州オモイネ郡 ) JICA事務所の所在地( マプト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
モザンビークに27校ある初等教員養成学校(以下IFP)のひとつ。このIFPは他に先駆けて、12年の教育課程を終えた者がIFPでの3年の養成期間を経て教員資格を得る新制度「12+3制」に移行した(以前は「10+1制」) 現在移行期間中で2年生がおらず、全校生徒数は約250人。教員は若い世代が目立ち、日本で技術研修を受けた理数科教員もいる。このIFPでは全教員がタブレットを駆使して授業の準備等を行っていることや、学生寮の寝室装飾コンテストを行うなど美化に力を入れている点に特色がある。図書館、体育館、グランド、教員住宅も敷地内にある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モザンビークの初等教育では新しいカリキュラムにおいて体育が1年生から必修になるなど、情操教育に力を入れ始めている。一方で美術は「視覚教育・工作」と呼ばれ、職業訓練的な色彩も強い。特に中等教育学校に入るとその傾向が強まり、製図や大工など就職や起業において活用出来る実用的な知識と技術の習得に重点が置かれる。しかしながら高等教育になるとこの分野を専門に学ぶことができる機関は数校しか存在せず、専門教員が質量ともに不足している。そこで今回、視覚教育、かつ職業訓練教育の基礎となる工作を生徒に教えるJICA海外協力隊員派遣の要請に至った。なお、ボランティアは同僚と協力して授業計画の策定や副教材開発にも取り組むことになる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 将来の小学校の先生が学ぶIFPで「視覚教育と工作」の授業を同僚の教官とともに、あるいは単独で担当し行う。
2. 授業計画や副教材を同僚と協働し作成する。
3. 廃棄物利用や低コストの材料を活用した工作実習を行う
4. ICT関連の事務を支援する
5. 学校施設・備品の保全や修繕を手伝い(大工、鉄工、建設など)、生徒にもそうした技術を身に付けさせる
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
工作室(用具)、パソコン、タブレット、プリンター、コピー機など
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:男性、40代
カウンターパート:男性、30代、大卒
教員・職員数:106名、うち教員は28名(教員の職歴平均は18年)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(美術・技術))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:配属先の要望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~40 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
水道は隊員が生活・勤務することになる学校敷地内には井戸、タンクが完備され困ることは少ない。