要請番号(JL63019B18)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・人間開発省
2)配属機関名(日本語)
ビランクーロ初等教員養成学校
3)任地( イニャンバネ州ビランクーロ郡 ) JICA事務所の所在地( マプト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
モザンビークに27校ある初等教員養成学校(以下IFP)のひとつで国内有数のビーチリゾートとして知られるイニャンバネ州ビランクーロ郡にある。2005年に創立した同校は10年の教育課程を終えた者がIFPでの1年の養成期間を経て教員資格を得る「10+1制」で運営されてきたが、今年「12+1制」に今年移行する。現在は移行期間のため生徒数は1年生89人のみで、今年8月に60人が新入学する予定。図書館、体育館、展示室、グランド、学生寮、教員住宅を完備。敷地内には農園や診療所がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モザンビークの初等教育では新しいカリキュラムにおいて体育が1年生から必修になるなど、情操教育に力を入れ始めている。一方で美術は「視覚教育・工作」と呼ばれ、職業訓練的な色彩も強い。特に中等教育学校に入るとその傾向が強まり、製図や大工など就職や起業において活用出来る実用的な知識と技術の習得に重点が置かれる。しかしながらこの分野を専門に学ぶことができる機関は数校しか存在せず、専門教員が質量ともに不足している。そこで今回、視覚教育・工作の授業を担当し、同僚と協力して授業計画の策定や副教材開発に取り組むことができる海外協力隊員の要請がなされた。また、このIFPでは全教員にタブレットが支給されているがICT教員でさえその分野に詳しいとはいえず、現状活用できていない。それが教育の質向上の障害のひとつにもなっている。そこでICT授業の補佐やPCを使った事務の支援も要請に含まれている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 将来の小学校の先生が学ぶIFPで美術 (視覚教育と工作)の授業を行う。
2. 授業計画や副教材を同僚の教官と協働し作成する。
3. 空き時間にICTの授業の補佐を行う。
4. 学校事務に協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特別な機材はにないが、生徒が普段授業で使用する道具は提供される。
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:男性、50代
カウンターパート:女性、30代、大卒
教員数19名(教員の職歴平均は18年)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(美術・技術))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:配属先の要望
[参考情報]:
・
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~40 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)