要請番号(JL63019B33)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・人間開発省
2)配属機関名(日本語)
ヘルポ
NGO
3)任地( ナンプラ州モザンビーク島 ) JICA事務所の所在地( マプト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
本配属先は2008年にポルトガルに設立されたNGO団体で、旧植民地のアフリカ諸国で教育支援活動を行っている。モザンビークでは北部経済の中心地ナンプラ市に事務所(2-3名が常勤)を置く。教室・トイレの建設や改築、机・椅子、教科書・文房具の供与、給食等の配給を行う他、中等教育学校の生徒に対する奨学金制度や、若くして結婚し学業をあきらめる傾向にある北部の女学生に対する援助など幅広い支援を実施。また、コミュニティ幼稚園や児童館の運営、改善にも力を入れ、幼児や児童を対象としたレクリエーション支援の充実化を目指している。年間予算は約1億3千円。
https://www.helpo.pt/
【要請概要】
1)要請理由・背景
モザンビークでは幼児教育を受けている5歳未満の児童が全体の5%に満たない。また幼児教育にアクセスできている多くは都市部の住民で農村部との教育格差拡大も課題とされる。同国の人口の15%以上をこの年齢層が占めていることから、この国の未来を背負う世代への教育が急務である。そうした背景から各国のNGOや市民団体が安い月謝で通うことができるコミュニティ幼稚園を農村部に導入しようと動いている。本配属先もそのひとつで、モザンビーク島郡(島と大陸側の農村部からなる)で複数の施設を運営している。しかし現地の保育士は、子どもの発達についての知識はなく、養成も受けていないまま保育を行っており、さらなる育成が望まれている状況を受けて、幼児教育のJVの要請が挙げられた。対象となる施設を巡回指導し、ワークショップ等の開催を通して幼児教育の質向上への支援が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 島内の幼稚園、及び島外の2か所コミュニティ幼稚園を巡回し活性化を図り、保育士に指導を行う
2. 島内の小・中学生に開放されている児童館の運営を補助する
3. 情操教育の指導法の改善に取り組み、年間カリキュラムの作成を支援する
4. 教材を考案し、普及する
5. 教育改善案を提案する講習会やワークショップを開催する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート:
・プログラムダイレクタ―: 30代、女性、ナンプラ事務所勤務
・教育コーディネーター:20代、女性、モザンビーク島勤務
及び、
島内の幼稚園、及び島外の2か所コミュニティの幼児教育担当者:19名、平均年齢35歳、平均勤続期間9年
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
(保育士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:学識に基づいた指導が望まれるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導も活動に含まれるため
[参考情報]:
・保育士(幼児クラス経験有)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)