要請番号(JL63021A05)
募集終了
2代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ジェンダー・子供・社会福祉省
2)配属機関名(日本語)
モザンビーク障害者協会フォーラム (FAMOD)
NGO
3)任地( マプト市 ) JICA事務所の所在地( マプト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国内の障がい者支援NGOを統括しているキリスト教系の団体(NGO)である。FAMODには約30の支援NGO(各団体数名~千名程度)が登録されており、各NGOはそれぞれ所属する村や市において活動を行っている。主な活動は、障がい者への偏見を低減し、彼らが一市民として社会参加できるよう、①政府や市民コミュニティを対象としたワークショップの実施、②グループ団体に所属する障がい者やそれ以外の当事者へ自分達の持つ権利についての教育、③メディア(ラジオやTV)を通じた啓発、政府への障がい者支援の働きかけ等を行っている。なお、配属先にはJICA課題別研修「アフリカ地域 障がい者の自立生活をメインストリーム」の本邦研修経験者が在籍している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モザンビーク国政府は障がい者の権利条約を批准し、障がい者支援に対する関心が高まりつつあるが、状況の改善には至っていない。障がいの種別は、先天的な知的・身体障害から戦争や地雷による負傷、ポリオ・マラリアの後遺症等による聴覚・視覚障害や精神障害まで幅広く、重度心身障害児を持つ母と子を支援するための施設や、私立の特別支援学校もある。このような中、これまでに2名の協力隊が派遣されており、引き続き、障がい者のネットワークの強化し、障がい者の社会参加に繋がるような草の根活動が求められており、本要請がなされた。2020年1月まで前任者が派遣されており、FAMODのメンバーNGOと協力し、障がい者の権利や現状を発信する活動、また、障がい者当事者とその家族の生活・収入向上支援を行っていた。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. スタッフと共に地域を訪問し、障がい者の現状を把握するとともに、配属先およびメンバー団体のスタッフと情報の共有を図る。
2. 現状を踏まえたうえで、地域で活動するスタッフとの障がい者に対する理解啓発の研修会開催や、支援施設利用する障がい者を対象とした生活向上のため支援活動(裁縫・点字教室の開催など)を行う。
3. 上記の活動を通してNGOスタッフへの指導・助言を行う。
※ 主な活動は配属先同僚とではなく、FAMODに登録されているメンバーNGO団体のスタッフと行うことが多い。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プリンター、コピー機、ミシンなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先代表: 男性、40代
他スタッフ :3名 20代、男性・女性
活動対象者: 主に障害児・者とその家族(各施設により人数は異なる)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(社会福祉士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・精神保健福祉士
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)