要請番号(JL63022B04)
募集終了
3代目
・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務・協力省
2)配属機関名(日本語)
国際連合世界食糧計画モザンビーク事務所
3)任地( マプト市 ) JICA事務所の所在地( マプト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国連機関である世界食糧計画(以下WFP)モザンビーク事務所は、1977年に設立され、飢餓の減少、食糧安全保障、栄養改善に取り組んでいる。モザンビークでは、2019年のサイクロン・イダイをはじめとする自然災害や干ばつが頻発しており、WFPは被災地域での栄養強化食品の配布や、同国北部での紛争・治安悪化による避難民に対しての食料支援等を行っている。また、農家の生産性を向上させ、生産量を増やし、干ばつ、洪水及びその他の災害 に対する適応能力を向上させる、持続可能な食料生産システムの確保及び、強靭(レジリエント)な農業支援にも取り組んでいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
WFPモザンビークでは、農作物の生産性向上による生産量増加、持続可能な食料生産システムを確保できるよう、小規模農家の支援を行っており、推定30%と見積もられている収穫時・収穫後ロスの改善に取り組んでいる。また、女性農家の所得向上、子供たちの栄養改善、必要なサービスや市場への平等なアクセスの確保が課題であるとし、WFPは農業・農村開発省及び地方組織と共にこれらの支援に取り組んでおり、このような状況の中、草の根レベルで活動ができる隊員の要請がなされた。2022年3月からJICA海外協力隊1名(コミュニティ開発)が活動中である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
WFPチームメンバー、農村開発省傘下の州及び郡の機関と協力し以下の活動をする。
1. より効率的なマーケットへのアクセス、持続可能な食糧の取り扱い方法、バランスのとれた食糧消費パターンについての調査及び評価・モニタリングを行う。
2. 1.の課題解決への提言や、ボランティアの業務範囲内で、各地から集まるデータの分析も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、フィールド調査時の携帯電話、机、椅子、プリンター、スキャナーなど。
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
所長:女性 40代、副所長:男性 40代
主たるチームメンバー 5名 20-30代
【活動対象者】
対象地域・対象者は派遣後に配属先と話し合って決める。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士) 備考:同僚と同等の学歴が必要なため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・フィールドワーク(現地調査、研究)経験
・食生活改善や栄養に関する知識や経験
[参考情報]:
・プロジェクト運営経験(なるべく)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
モザンビークの公用語はポルトガル語であるが、国連機関に配属となることから、機関内での業務(報告書やミーティング)では英語が必須である。