要請番号(JL63022B06)
募集終了
1代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化・観光省
2)配属機関名(日本語)
国立視覚芸術学校
3)任地( マプト市 ) JICA事務所の所在地( マプト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1983年創立の国内唯一の芸術分野の職業訓練教育校で前身は1977年に設立された文化研究センター。国を代表する作家が教壇に立ってきた。本校でグラフィック・デザインとビジュアル・アートの授業が、分校(中国政府の支援で2010年落成)で陶芸と服飾の授業が実施されている。中級レベルの教育機関で、10年間の基礎教育を終えていることが入学条件。生徒の年齢は14から20歳以上とばらつきがある。卒業後は大学のコミュニケーション・アート学科や芸術文化高等機関に進学する者もいる。本校舎には図書館、階段大教室、展示室、分校には陶芸窯やスポーツ施設がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モザンビーク政府は産業人材の育成を重要課題の一つとしている。しかしながら服飾産業に関しては、アジアなどからの中古衣料の販売が盛んで、かつ輸入品のアフリカン・バティック生地を使った服装が好まれているため、自国製品の製造業が育っていない。また、専門に学ぶことができる学校がほとんどなく、指導者も少ない。他方、首都ではファッション・ウイークが10年ほど前から開催され、若手デザイナーの活躍の場が出てきており、今後ファッション・ビジネスの拡大も想定されるため、人材の育成が望まれている。同校ではそうした状況を受け、就業や起業のために服飾を学ぶ生徒の指導及び教員の技術向上を図ることを目的として本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 服飾の授業を担当し、修了後に起業・就業できるだけの基本的な知識とスキルを生徒に対し指導する。基本は手工芸で染色、織物、型付け、型紙づくり、裁縫等の基礎を伝える。
2 .服飾・デザインにおける日本の技術や知見を共有し、同僚の技術向上に貢献する。
3. 学校事務を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ミシン(ポータブル)4台
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
校長:男性、40代
カウンターパート:男性、40代
教員・職員数:31名(男性21名、女性10名)、うち教員は23名
【活動対象者】
生徒数:約15-20名(全校生徒は約170名)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚と同等の学歴が必要
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への指導の求められるため
(指導経験)2年以上 備考:教員として活動のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先からは20~50代の隊員が要請されている。
同配属先からは、今秋募集期において陶磁器・デザインの隊員も要請されている。