要請番号(JL63022B36)
募集終了
6代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・人間開発省
2)配属機関名(日本語)
ナマーシャ初等教育養成校
3)任地( マプト州ナマーシャ ) JICA事務所の所在地( マプト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
モザンビークの初等教育学校(日本の小学1年生から中学1年生に相当)で教える教員を養成する公立教員養成校(Instituto de Forma o de Professores: IFP)で、2022年7月現在、全国から集まった約300名の学生が在籍している。10年間の教育課程(日本の高校1年生に相当)を修了した学生を対象に1年間、もしくは12年間の教育課程(高校3年生に相当)を修了した学生に3年間の教員育成コースを提供している。同配属先には過去5名のJICA海外協力隊が派遣され、直近は3代続けてPCインストラクター隊員が派遣されていた。任地は植民地時代の避暑地で、校舎は修道院を改築したもの。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モザンビークは2005年から初等教育無償化政策を開始、急増する就学者数に対応するため、教員の採用が急務となり無資格教員の採用が2009年まで行われた。その状況を改善するため全国にIFPを相次いで建設、1年間の短期養成コースを提供することで教員数が増加した。一方で、教員の質とレベルには大きな課題が残り、より良い教員育成コース提供のため、2013年からは全国のIFPで1年間のコースを段階的に3年間に延長するなど、試行錯誤が続いている。モザンビーク政府が教育の重点課題としている分野の一つがICT(情報通信技術)であり、同分野での教員の能力向上、指導プログラムの整備、学校内でのIT環境の改善の必要があり、隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同校の在校生に対して、同僚教員とともにICTクラスの授業(PCの基本的な使い方、Microsoft Officeの使い方など)を担当する。
2. 同校の同僚と共に、ICTクラスの指導要領を作成を行う。
3. 同校職員に対するPC操作、可能な範囲で保守管理の支援を行う。
4. ICTクラスは1年のうち約5ヶ月集中的に実施されるため、ICTクラスがない期間には、学校事務(表計算ソフトを使ったテスト結果の集計、成績管理等)を手伝うとともに、隣接する小学校や近隣の学校でPCのクラスを担当する可能性もあり。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン18台、プリンター、コピー機、プロジェクター、スクリーン
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
校長: 男性、40代
教職員数: 67名、30代から50代
【活動対象者】
生徒数: 約300名(40~60名/クラス)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同程度の学歴
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導者の育成にあたるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)