【配属機関概要】

3）任地（ マプト州ナマーシャ ） JICA事務所の所在地（ マプト市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

マプト州内の西端のエスワティニ王国との国境に在る街の農業・畜産分野の職業訓練高校。中等教育前期(8～10学年)を修了した16歳以上の男女を対象に、3年間のコースを運営している。1962年に農業専門の中等学校として設立され、2009年に農業専門学校となった。実習を中心とした授業を通して農業従事者(中級資格:高校卒程度)を育成している。教員数約20名、生徒数約150名。

【要請概要】

1）要請理由・背景

モザンビークは人口の約9割が農業従事者であり、その大半を占める零細農民の所得向上・貧困脱却のため、農業の生産性向上と市場開発が重要な課題となっている。同校は、農業専門の指導者養成所として期待されているが、予算や人材不足から教育環境の整備や授業・実習の改善が十分に進まずにいる。そこで、新たな知識と技術の導入を求めて協力隊員の派遣要請があげられた。隊員には、同僚が実施する授業のサポート、農業実習における効果的な栽培方法に関する指導、また、同コースにおける課題・改善点等を配属先にフィードバックし、授業の質の向上に貢献することが期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

農業科教員の一員として、現地教員と連携して以下の活動を対応可能な範囲で行う。
1. 週18時間程度の野菜栽培実習、授業を担当する。
2. 実習授業の改善に向けた提言を行う。
3. 農業に関わる新たな知識、技術を同僚教員に紹介する。
4. 野菜栽培環境の整備に協力する(小規模灌漑等)。
5. 収穫された作物(キャッサバ、キャベツ等)の市場への出荷支援を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

剣先スコップ、平鍬、鋸鎌、枝切鋏、草刈り機など (農業機械はなし)

4）配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長:男性50代

【活動対象者】
生徒約30名/クラス

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】