要請番号(JL63023B07)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
人間・教育開発省
2)配属機関名(日本語)
マシャバ職業訓練センター
3)任地( マプト州マトラ市 ) JICA事務所の所在地( マプト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
職業訓練センターは、学校教育を離れた未就業の若者に対する初期職業訓練及び就業経験者に対する技能向上訓練の双方を短期コースで提供する機関である。電気、石工、冷蔵、配管、溶接の5コースがあり、生徒総数は約160名。モザンビーク国政府は2006年から技術教育・職業訓練改革プログラムを開始し、標準職業分類に基づいた研修プログラムや評価制度、資格制度等の導入等を行っており、JICAは、職業訓練コースのカリキュラムや教材の作成、職業訓練センターの運営能力強化に取り組む技術協力「産業人材育成センター能力強化プロジェクト」(2017~2021年)の実施、無償資金協力による配属先へ機材供与等の協力を行ってきた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モザンビークは天然資源に恵まれ、日系企業を含む多くの外国企業が投資先として関心を持つ一方、産業界が必要とする優秀な人材が著しく不足している。同国政府は産業人材の育成を重要課題と位置づけ、職業訓練の機会拡大と質の向上に取り組んでいるが、職業訓練用の機材や施設の不足や老朽化のため、依然として十分な訓練が提供できていないのが実情である。同校にはJICAの無償資金協力により、機材整備の支援を行っており、訓練コース実施に必要な施設と機材整備だけでなく、教員の専門知識及び授業の質の向上を目指した職業訓練への総合的支援のため、今回青年海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同分野における日本での知識・経験を基に、下記の活動に取り組む。※関係者と対話し、必要に応じ柔軟に内容を変更しながら活動する。
1. カリキュラムに沿ったより良い授業の指導計画を考え、実践する。
2. 同僚教員に対し金属加工・溶接クラスに必要な知見・技術を共有する。
3. 訓練校の一教員として、担当する学生の専門知識・技術向上に向けた個別のサポートを行う。
4. 教員に対して溶接機器の保守点検整備と溶接室内の環境整備、整理整頓等5Sの励行及び安全に関する指導と助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電気溶接機、炭酸ガスアーク溶接、ドリルプレス、大型シャーリング機、折り曲げ機、ロックウェル硬さ試験機、集塵機、弓鋸盤、引張曲げ試験機、高速切断機など
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
配属先長:男性50代
指導員9名
【活動対象者】
年間受講者数:約160名
生徒数20-30名/コース
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:配属先同僚と同等の学歴が必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員に対する支援も行うため
[参考情報]:
・指導経験があることが望ましい
・JIS溶接または半自動溶接基本が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同配属先からは、電気・電子設備の隊員も要請されている。