2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL63024B15)
募集終了

国名
モザンビーク
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

行政管理・公共機能省

2)配属機関名(日本語)

マプト市役所

3)任地( マプト市 ) JICA事務所の所在地( マプト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マプト市はモザンビークの首都で、人口は約115万人。配属先はマプトの一般行政、開発事業を実施・監督する行政機関である。隊員が配属される地方経済発展局は農業、畜産、漁業の3つの課で構成され、水産・畜産農家や関連事業者の経営安定及び振興に取り組んでいる。年々人口が増加しているマプト市では持続的な食料供給のため、マプト市及びその周辺の農業が重要な役割を担っているとし、配属先は有機堆肥バイオ肥料、バイオ農薬の導入、農家の収入向上を目指したマーケティングの促進、全国農業エコロジーフォーラムなどを通して、公共だけでなく民間企業、NGOなどの関係者も巻きこんだ都市農業の振興を目指している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モザンビークでは農家の9割以上が小規模農家であり、その多くでは昔ながらの栽培法や農作業が行われている。通年栽培できる農家も限られているため、特定の時期には国内の野菜が不足し、人口の多い首都や周辺都市では、農作物の供給を南アフリカからの輸入に依存している。さらには、近年は干ばつやサイクロンなどの自然災害により、国内農作物の安定供給も難しくなっている。このような状況を受け、JICAは地産野菜で都市部及びその周辺の需要に応えられるよう、2024年6月より市場志向型農業振興のアプローチを取り入れた支援(技術協力プロジェクト)を開始しており、その中で現地農家の所得向上支援ができる協力隊が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者と共に以下の活動を展開する。※関係者と対話し、必要に応じ柔軟に内容を変更しながら活動する。
1. コミュニティにおける営農課題を理解し、優先的に取り組む課題を整理する。
2. 市場調査を通して農作物における需要と供給を理解し、売れる作物の紹介や栽培技術向上の支援を行う。
3. 農作物の販路拡大や消費拡大に向けたPR支援を行う。
※ 現地の農業に関する知識・技術については、JICA専門家等から研修・助言を受ける事ができる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
市役所職員:20-40代
活動先の農業・生活改良普及員 25~40歳
【活動対象者】
地域住民
※対象者は派遣後に配属先と話し合いにより決める

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:野菜栽培の知識が必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動が現場中心となるため

[汎用経験]:

 ・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上

[参考情報]:

 ・フィールドワーク・野外調査経験(尚良い)

 ・販促やマーケティングの経験(尚良い)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

本要請は2024年6月から実施中のJICA技術プロジェクト「市場志向型都市近郊園芸栽培推進プロジェクト」で派遣される専門家との連携活動となります。