要請番号(JL63618A16)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方自治省
2)配属機関名(日本語)
ルサティラセクター事務所
3)任地( 南部県フイエ郡ルサティラセクター ) JICA事務所の所在地( キガリ市ガサボ郡 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
南部県フイエ郡にあるルサティラセクターは、人口約2万5千人の中規模なセクターである。セクター事務所では、12人のスタッフが教育・保健・農業などの分野を担当している。ボランティアが活動する予定のコーヒー分野は、農業技官と商業作物担当官が担当している。セクターには67人のメンバーからなるコーヒー協同組合があり、コーヒーウォッシングステーションを運営している。このウォッシングステーションには、同セクター内のコーヒー農家からだけでなく近隣のセクターからも働きに来ている。セクターの年間予算は75,000米ドル(2016-2017)
【要請概要】
1)要請理由・背景
ルワンダにおいてコーヒーは、輸出用換金作物として重視されている。南部県は良質なコーヒーの産地として多くのコーヒー農家が存在している。その中でこの地域は、南部県の他セクターに比べて、コーヒーの栽培技術やコーヒーの品質に関する知識がまだまだ十分ではない。そのため、当該セクター事務所においてコーヒー・フィールド・オフィサーとして住民とともにコーヒーの栽培を実施したり、コーヒーウォッシングステーションで協働したりすることにより、担当地域のコーヒーの品質・生産性のさらなる向上に資することが期待されてボランティアの要請にいたった。2017年現在実施されている技術協力プロジェクト「コーヒーバリューチェーン強化プロジェクト」との緩やかな連携による相乗効果も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
地域のコーヒー生産に関する現状を調査・把握した上で、以下の活動内容から選択して実施する。
1.任地のコーヒー農家の生産状況等を調査・把握し、コーヒー農家に対する能力強化支援を行う。
・コーヒーの収量・品質向上を目指すため、コーヒーウォッシングステーションで協同組合の人とともに働く。
・栽培に関する技術向上を目指すため、コーヒー農家とともに栽培に取り組む。
・コーヒーの定植・管理状況に関する監督・助言等を行うため、コーヒー農家とともに栽培に取り組む。
2.同セクターの同僚へ活動報告を随時行う。
3.必要に応じて他のコーヒー関連隊員と情報共有・協働を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所(机、椅子)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: セクター事務所スタッフ 12名
セクター農業技官(40歳代男性 大卒)
活動対象者: 配属先地域のコーヒー農家、協同組合
協同組合農業技官(20歳代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・農村地域の生活向上・改善に関する知識や経験または、コーヒー栽培や加工に関する知識や経験
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
JICAの判断により訓練言語をフランス語に変更する場合があります。
・活動場所であるコーヒー畑には蜂がいる可能性があるため、エピペン持参が望ましい。