要請番号(JL63621A03)
募集終了
2代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方自治省
2)配属機関名(日本語)
キナジセクター事務所
3)任地( 南部県フイエ郡キナジセクター ) JICA事務所の所在地( キガリ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
南部県フイエ郡にあるキナジセクター(郡の下部組織である行政単位)は、人口25,000人の中規模なセクターである。セクター事務所スタッフは12名で、それぞれが教育・保健・農業などの分野を担当している。隊員が活動するコーヒー分野は、農業技官と商業作物担当官が担当している。セクター内では多数の農家がコーヒーを栽培しているが、コーヒーの農業協同組合がなく、近隣セクターのコーヒー協同組合に働きにいっている農民もいる。コーヒー加工処理センターはあるが、個人経営のものである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ルワンダ国においてコーヒーは主要な換金作物の一つであり、南部県は良質なコーヒーの産地として多くのコーヒー農家が存在している。同セクター内には、他の地域に比べて多くの農家があるにも関わらず、コーヒーの協同組合がなく、他の南部県の地域に比べて栽培技術や品質管理に関して改善の余地が多くある。セクター事務所の農業技官とともに、住民の栽培技術を高め、品質・生産性のさらなる向上を目指すことが求められている。2018年に隊員が派遣されたが、引き続き支援が必要とのことから、本要請に至った。2021年に開始予定の技術協力プロジェクト「コーヒーバリューチェーン改善プロジェクト」との緩やかな連携も期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
・地域のコーヒー生産に関する現状を調査・把握した上で、以下の活動内容から選択して実施する。
1.任地のコーヒー農家の生産状況等を調査・把握し、コーヒー農家に対する能力強化支援を行う。
2.コーヒーの収量・品質向上を目指すため、コーヒー加工処理センターの人とともに働く。
3.栽培に関する技術向上を目指すため、コーヒー農家とともに栽培に取り組む。
4.コーヒー農家に対して定植・管理状況に関する監督・助言等を行う。
・同セクターの同僚へ活動報告を随時行う。
・必要に応じて他のコーヒー関連隊員及びコーヒー関連のJICA事業関係者と情報共有・協働を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務スペース(机、椅子)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:セクター事務所スタッフ 12名
セクター農業技官(男性、40代、大卒)
活動対象者:セクター内のコーヒー農家
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要のため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・コーヒー栽培や加工方法に関する知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・活動場所であるコーヒー畑には蜂がいる可能性があるため、エピペン持参が望ましい。
・JICAの判断により、訓練言語をフランス語に変更する場合がある。