要請番号(JL63621A13)
募集終了
2代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方自治省
2)配属機関名(日本語)
フイエ郡庁
3)任地( 南部県フイエ郡 ) JICA事務所の所在地( キガリ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
南部県のフイエ郡は、人口約330,000人の大規模な都市である。郡庁では72名のスタッフが12の部署で働いている。農業分野は5名のスタッフが担当しており、農業技官、商業作物担当、森林担当などがいる。JICA技術協力プロジェクト「小規模農家市場志向型農業プロジェクト」のうち、当地域では、稲作栽培に関しての支援が2017年に実施された。このプロジェクトは、市場ニーズの把握、栽培・マーケティング技術の向上、ジェンダー配慮を通して、農家のエンパワーメントを行うことにより、小規模農家の所得向上を目指すことを目的としている。また、郡庁には、2014年に果樹栽培隊員、2017年にコミュニティ開発隊員、また2018年には初代野菜栽培隊員が派遣された。2019年の郡庁の年間予算は16,000,000米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同地域はバナナ、米、豆、トウモロコシの栽培を主に行っているが、都市部以外ではアクセスが困難であることや、電化が遅れていることから農民の生活改善が遅れている。現在、政府の電化政策が進められる等、同地域の開発が急速に進められている。同郡では、「小規模農家市場志向型農業プロジェクト」(2014-2019)において、2016年以降稲作栽培が直接支援され、また、園芸作物分野が間接支援された。そのため、プロジェクトで実施した内容のフォローとともに、今後力を入れていきたいと思っている野菜栽培の状況を改善していくために、2018年に初代隊員が派遣された。引き続き、専門的な知識を持った隊員の派遣が期待され、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
・地域の農業生産に関する現状を調査し、把握した上で、以下の活動内容から選択して実施する。
1.協同組合に対して、組合の農業技官とともにキャベツ・トマトなどの野菜栽培指導を行う。
2.協同組合で野菜栽培をすることで、運営に関する課題を見つけ、組合のメンバーとともに改善を図る。
3.郡庁やセクターの農業技官と協力して、各農家・農業協同組合へ野菜栽培指導を行う。
・.配属先の農業技官へ定期的に活動報告をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務スペース(机、椅子、プリンター)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 郡庁スタッフ72名
農業担当スタッフ5名
農業技官 (40代、男性、大卒)
活動対象: 協同組合メンバー及び周辺農家
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要なため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導に必要(大学の実習等も含む)
[参考情報]:
・農作業経験3か月以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
JICAの判断により、訓練言語をフランス語に変更する場合がある。