要請番号(JL63621A19)
募集終了
3代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
カバロンドB小・中学校
3)任地( 東部県カヨンザ郡カバロンドセクター ) JICA事務所の所在地( キガリ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同校は東部県に位置し、1998年に小学校として設立されたが、教育省の方針により2012年から中学校が併設され、初等中等の9年一貫教育機関として再編成された公立学校である。年間予算は約13,400米ドル(2020年度)。2021年2月現在、全校生徒数は1,328名であり、小学校に966名、中学校に362名(男性190名、女性172名)在籍している。また、2016年からは学校給食も開始された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ルワンダ政府は科学技術人材の育成、理数科教育の強化政策を掲げているが、質の高い理数科教師が不足している。同校においても質の高い理数科教師の確保が課題である。また、実験を効果的に取り入れた授業の実施が求められており、実験授業の実施が可能な理科教育の隊員が要請された。2013年9月から隊員の派遣が開始され、現在、2019年度1次隊の理科教育隊員が派遣されている。実験を活用する意識は同校において醸成されつつあり、今後は2016年から開始された新カリキュラムに則り、限りある資材の中で工夫された実験授業の提案と現地教員への技術移転が課題である。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
主に物理か化学の授業を担当し、以下の活動を行う。
1. 中学校レベルの物理(あるいは化学)の授業を担当する。
2. 実験を積極的に取り入れる授業の推進を図る。
3. 教員に対し、実験を取り入れた授業に関する指導及びアドバイスを行う。
4. 同僚の教員と協力し、校内研修の企画・実施支援を行う。
5. 他の理科教育隊員と協力してワークショップやイベントの企画・運営を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
黒板、チョーク、教科書(旧カリキュラム対応)、最低限の基本的な実験器具(ばねばかり、棒磁石、試験管・ビーカーなど約50種類)。但し、実験室はない。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先責任者および同僚:
・学校長(男性、50代、大卒)
・カウンターパート(物理・化学担当教員、男性、20代)
・同僚教員(小学校 10名、中学校15名、20-40代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要なため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・薬品や器具の知識、実験の経験と知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
JICAの判断により、訓練言語をフランス語に変更する場合がある。