要請番号(JL63622A16)
募集終了
2代目
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方自治省
2)配属機関名(日本語)
カヨンザ郡カバロンドセクター事務所
3)任地( 東部県カヨンザ郡カバロンドセクター ) JICA事務所の所在地( キガリ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
東部県カヨンザ郡には、行政単位であるセクターが12あり、カバロンドセクターはそのうちのひとつである。セクター事務所は、市民サービス課、社会福祉課、農業課、会計課で構成されていて、住民の生活全般に対する各種サービスを提供している。農業課では、野菜の栽培やコーヒーの栽培など多岐にわたる活動を実施している。同郡の人口の95%は農業従事者であり、低湿地を中心に野菜栽培・稲作が営まれており、首都キガリへのアクセスが良いことから、農産物の生産地として近年農業開発が進んでいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
コーヒー豆は換金作物として重宝され、栽培農家も増えているが、東部県はコーヒーの栽培に関しては、他の地域に比べて収量・品質ともに遅れをとっている。また、同地域は個人農家が多く、生産量の大幅増を見込めないのが現状である。多くの農家がコーヒー豆の品質・味に関する知識を持たず、また栽培技術も未発達のため、品質・収量ともに改善が求められている。2021年5月から派遣されている隊員は近隣の農業組合に出向き、コーヒーの収量・品質向上を目指した啓発活動を実施している。同国では、2021年よりJICAの技術協力プロジェクト「コーヒーバリューチェーン改善プロジェクト」が実施されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
・配属先関係者と協力して、任地のコーヒー農家の生産状況等を調査・把握し、以下の活動内容から選択して実施する。
1.コーヒーの収量・品質向上を目指した農家・組合への啓発活動を実施する。
2.栽培に関する技術向上を支援する。
3.コーヒーの定植・管理状況に関する監督・助言をする。
4.組合に対して効率的な運営へ助言を行う。
・必要に応じて他のコーヒー関連隊員及びコーヒー関連のJICA事業関係者と情報共有・協働を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務スペース(机・椅子)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:セクター農業技官(30代、男性)
活動対象者: 地元農家、農業組合、コーヒー加工処理センター、セクター農業技官、郡農業技官(換金作物担当)、等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要なため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・コーヒー栽培や加工方法に関する知識や経験
・農作業経験3か月以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・活動場所であるコーヒー畑には蜂がいる可能性があるため、エピペン持参が望ましい。