要請番号(JL63623A16)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方自治省
2)配属機関名(日本語)
ルワマガナ郡庁
3)任地( 東部県ルワマガナ郡 ) JICA事務所の所在地( キガリ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
東部県ルワマガナ郡は14セクターから構成され、面積は691.6平方キロメートル、人口は約38万人である。バナナ、トウモロコシ、コーヒーなどの栽培が盛んで、郡内には美しい景色を望むムハジ湖とムゲセラ湖があり、観光地としても有名である。
ルワマガナ郡庁には教育、保健、ビジネス振興など12部署あり、住民の生活全般に対するサービスを提供している(年間予算 約2,100万米ドル)。隊員は農業・天然資源部門に所属し、灌漑技師とともに郡内にある3つの灌漑施設において、運用改善に向けた活動を行う。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ルワンダでは農業が主要産業であり、GDPの約33%、労働人口の70%が従事している。政府は農業生産の安定と所得向上に向け、灌漑農業の推進、急速な灌漑開発を進めている。ルワマガナ郡には3つの灌漑施設があり、うち1つはJICAの支援によって建設され、2019年から「灌漑水管理能力向上プロジェクト(WAMCAB)」が実施されている。全灌漑施設は地元農民や灌漑技士が作る水利用者組織(Irrigation Water Use Organization: IWUO)によって運用されているが、知識や経験が十分ではなく、持続可能な運用が課題である。そのため、郡庁の灌漑技士とともに、新たな視点から現在の問題点を見つけ出し、運用技術向上を目的に隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
郡内にある3つの灌漑施設を巡回し運用実態を調査・把握したうえで、配属先関係者と協力して、以下の活動を行う。
1.郡庁の灌漑技士とともに、灌漑施設を運用する水利用者組織や施設周辺の個人農家を対象に、運用能力・技術向上の指導・助言を行う。
2.運用マニュアル作成のサポートを行う。
(農業に関する知識・経験があれば)
3.対象地域の現状を把握し、野菜栽培指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机・椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:郡庁職員85名
農業・天然資源部門:7名(灌漑技士 2名 30代 男性/女性大卒)
活動対象:NGO、協同組合及び農家
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要なため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・グループ活動や組織運営の経験
[参考情報]:
・ファシリテーションの経験があるとよい
・農作業経験が3年以上あると望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動使用言語は「キニアルワンダ語」であり、赴任後、現地語であるキニアルワンダ語の語学研修を行う。