要請番号(JL63623A19)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
マヤガ職業訓練校
3)任地( 南部県ニャンザ郡 ) JICA事務所の所在地( キガリ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同校は、地域における人材育成を目的として、2000年にニャンザ郡のマヤガ村に設立された私立の職業訓練校でルワンダのNPOから支援を受けている。建築および洋裁(共に1年制)の2つのコースがあり、生徒数は約100名である。そのうち洋裁コースの学生は56名(女子のみ)、年間予算は約1万5千米ドルで、コロナ禍以前は米国のNGOから支援を受けていたがここ2年間は支援が受けられていない状況である。寄宿舎はなく、全生徒が近隣から通学している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ルワンダは、国家開発計画(VISION 2050)において、5つの柱の1つとして人的資源開発、とりわけ科学技術および市場志向の職業訓練分野の人材育成に取り組んでいる。しかし、質、量ともに人材が不足しており、教育省の技術職業教育訓練機関においても、必ずしも産業界の人材ニーズに応えられていない。地方の村落部に位置する同配属先においても、洋裁コースにおける質の高い実習指導ができる講師が不足しており、今回の要請に至った。2015年に服飾隊員が派遣され、同僚への研修、生徒への刺繍や布小物の指導、日本文化紹介などを行った。初めて洋裁を行う生徒も多く、基礎的な指導が中心となる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.実習内容を見直すと共に、生徒に対して洋裁及び編み物(棒針編み、かぎ針編み)の基礎的な実習授業を行う。
2.同僚教員に対し、洋裁実習に関する指導及びアドバイスを行う。また同僚教員に対する研修を企画、実施する。
3.同僚教員も活用できる教材や教具、テキストなどを作成する。
4..生徒や卒業生に対して、就労・起業支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
手動ミシン40台、電動ミシン1台(2台追加予定)、機械編み機1台
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・学校長(男性、30代、大卒)
・洋裁コース教員(女性3名、30代、職業訓練校卒)
活動対象者:
・洋裁コース学生30名(1学年、主に10代後半~20代前半)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:担当コース生徒がほぼ女性のため
[学歴]:(専門学校卒) 備考:実習を担当するため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:査証取得に必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・実務経験を証明する英文の証明書をルワンダ政府に提出する必要がある(大卒以上の場合は不要)。
・実際は現地語の使用も多いため、赴任後、現地語であるキニアルワンダ語の語学研修を行う。