要請番号(JL63624A08)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方自治省
2)配属機関名(日本語)
カロンギ郡庁
3)任地( 西部県カロンギ郡 ) JICA事務所の所在地( キガリ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
西部県に位置するカロンギ郡庁は、農業・保健・社会開発等、計7つの部局を有し、地方行政機関として、地域住民へ様々なサポートを提供している。郡の人口は約37万人で、郡は13のセクターに分けられている。ルワンダで有名な観光地であるキブ湖に隣接し、多くのリゾート施設やホテルを有しており、観光事業は重要な収入源である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
カロンギ郡は元々、土地の地盤の質が強固でなく、雨期に大雨が続くと地盤が水を吸い、土砂崩れや地滑り等が起こりやすい地域であり、2023年5月の雨期には連日の大雨から死者を出す規模の洪水も発生した。他方で、ルワンダにはまだ「防災」の概念や具体的な手法が浸透しておらず、郡には1名、災害管理担当官が配置されているのみで、災害発生後に、必要な対応するのが常である。昨年の洪水被害を受け、郡でも防災や災害管理についての関心が高まり、「防災」の基本的な考えや手法を指導し、地域での取り組みにつなげる人材が要請された。ゼロから「防災」の取り組みを作り上げていくことから、チャレンジ精神に溢れた人材が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 「防災」の概念や日本で実際に行われている日常レベルの防災活動(災害時に身を守るための対応、避難訓練や緊急連絡網、非常持ち出し袋準備や応急措置手法等)について、郡の災害管理担当官に知識や事例を共有する。
2. 郡の災害管理担当と協力し、どのような防災対策がカロンギ郡にとって有効で実施可能か、検討し、地域に導入する方法を考え、パイロットとして実施する。
3. 地滑りや洪水に備えた既存のハザードマップを、実際の被害経験等を観光に、郡の職員や地域の人々と協力し、改訂する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
郡庁長 女性 40代
災害管理担当官 男性1名(30代) 、郡庁職員70名
活動対象者: 上記の同僚および地域の住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要なため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:公務員として活動するため
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
[参考情報]:
・防災や災害管理への関心・基本的知識は必須
・防災や災害関連業務の経験があると尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・「ハザードマップ」作成に興味、関心があると尚良い。
・実際には現地語の使用も多いことから、現地語であるキニアルワンダ語の語学研修を赴任後に行う。