2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL63624A10)
募集終了

国名
ルワンダ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ロザ・ミスティカ学校

3)任地( 南部県カモニ郡 ) JICA事務所の所在地( キガリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

カソリック教会を母体とする学校で、本教会が地域の障害者を支援する団体を設立し活動する中で、障害児も一緒に教育を受けられる学校として2008年に設立。現在は3歳から15歳まで1330人の生徒を有する。うち、障害児は約70人おり、主に自閉症と学習障害・発達障害の生徒を受け入れている。健常者(および少数の身体障害者)の通常クラスと別に自閉症クラスを2つ(計約30人)と学習・発達障害児が通常クラスに移行できるように訓練する移行クラス1つ(10~15人)を有する。教員は43名、うち8名が自閉症および移行クラスを担当している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

学校の設立経緯から、教員達の障害者支援への熱意は強く、教育省も同校をインクルーシブ教育のモデルとして支援している。だが、実際には、多くの健常者生徒の通常クラスと、自閉症、発達・学習障害と思われる生徒の3クラスが分けて運営されている状況である。担当教員は、大学で特別支援教育を学んだが、ルワンダの教育大学で特別支援教育の科目が導入されたのがここ数年であり、教員も大学を出て数年の若手教員であることから、障害内容・段階のアセスメントや指導そのものの経験が足りていない。生徒指導をしつつ、同僚教員にも知見を共有できる人材が必要であることから、ボランティアの要請があった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚らと共に、以下の活動を行う。
1. 学校で行われている自閉症・発達障害・学習障害と思われる生徒を対象とするクラスでの授業に対し支援を行う
2. 同僚教員に障害アセスメント方法や指導方法の知見を共有する。
3. 日本の障害者施設の運営を紹介し、学校運営に関するアイデアを提供する
4. 障害者とその家族が受け入れられる社会作りの支援として、地域住民に障害者理解教育を実施する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、パズル、ボール、ブロック等の遊具と、それらの保管・使用スペースであるリソースセンター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先スタッフ
・校長:女性 50代
・教員:全43名、うち障害児クラス担当8名
活動対象者:
・自閉症(約30名)、学習・発達障害と思われる生徒(10~15名、6~15才)
・障害児クラス同僚教員(8名、20~30代)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要なため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:教員への指導を行うため

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

 ・特別支援学級での活動経験

[参考情報]:

 ・自閉症、発達障害教育経験があるとよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動では現地語の使用も多いため、赴任後、現地語であるキニアルワンダ語の語学研修を行う