要請番号(JL63624B01)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業庁
2)配属機関名(日本語)
農業庁 ンゴマステーション事務所
3)任地( 東部県ンゴマ郡 ) JICA事務所の所在地( キガリ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農業庁(Rwanda Agriculture and Animal Resources Development Board:RAB)は、ルワンダ国内に13のステーション事務所を有し、それぞれのエリアの気候や風土にあった農業および畜産関連の調査や現地の農家支援を行っている。ンゴマ郡は、ルワンダ東部県に位置し、人口約40万人が生活している。 ンゴマ郡に位置するンゴマステーション事務所では、主に現地で生活する農家を対象に支援を行っている。主な野菜作物としてはトマト、ナス、トウガラシ、ピーマン、さやいんげんがある。野菜作物以外にも、コーヒー豆、スイカ、パッションフルーツ、バナナなどの栽培も行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ルワンダでは農業が主要産業であり、GDPの約33%、労働人口の約70%が従事している。しかしながら現地で農業を営む人々は、気候の変動、種や肥料の値段の向上、限られた販路など様々な課題を抱えている。そこで日本で農業に関する知識・経験を有した隊員による支援が必要とされ要請に至った。上に記載の作物に関する知識・経験が求められているとともに(複数作物に対する知識・経験が望ましいが、1作物のみの知識・経験でも構わない)、マーケティングや計画策定、販路拡大等の支援も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
特に以下の課題を抱えており、その課題解決に向けた活動を予定している。
・農業組合において、年間生産計画の欠如
・農家における市場や消費者のニーズを汲み取った生産活動の欠如
・農家に向けた普及活動、実技指導を実施する上でのスタッフ不足
野菜栽培に関する技術支援を行いつつ、品質コントロール、会計、農家同士のネットワーク作り、マーケティング、基本的なパソコン、アプリ等の操作指導なども期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先スタッフ32名(そのうち18名は常駐)
活動対象者:
近隣地域の農業組合および農家
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要なため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・野菜栽培農業実習180時間以上
・グループ活動や組織運営の経験
[参考情報]:
・マーケティングの知識・経験があると望ましい
・経理の知識・経験があると望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・活動使用言語は現地語の「キニアルワンダ語」であり、赴任後、同言語の語学研修を行う。
・英語を余り話さない地域住民を対象に活動を行うことから、任地に赴任してからもキニアルワンダ語を積極的に学ぶ意欲がある人物が求められる。