要請番号(JL63624B03)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ショロンギ職業訓練校
3)任地( 北部県ルリンド郡 ) JICA事務所の所在地( キガリ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
近隣地域の貧困家庭出身の少女や、学校を中途退学した少女が、技術を身に付け、生計を立てられるよう支援するために、2015年に設立された公立の職業訓練校である。生徒数は約50人、教員・スタッフは10人。ヘア・ドレッサー、料理、食品加工の3コース(1年制)があり、生活スキル指導や起業支援も行っている。近隣に地域の若者が利用するユースセンターがあり、ICTルームやバスケットボールコート、ミシン等の設備を有し、パソコンや服飾の訓練、青少年向けの性教育等も提供している。配属先校にはそのような設備がないことから、同校とユースセンターが協力し、本校生徒もユースセンターを利用している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先学校では、技術取得のために開講する3コースの担当教員はいるが、生活スキルの教員は少なく、青少年の育成に必要なスポーツ、健康に関する知識や、雇用に役立つ基本の英会話、パソコン操作等を教えられる教員が不足している。生徒たちに、より多くの生活で役立つ知識や基礎教育、スポーツ、レクリエーションの機会を提供したいという配属先の希望から本要請に至った。また、配属先校生徒も利用する近隣のユースセンターでは、特に学校休暇中、地域の多くの若者が訪れ、学習・交流する場となっていることから、ユースセンターからも地域の若者との交流やパソコンの基本指導、スポーツ等のイベント実施協力が要望されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 配属先生徒を対象に、生活に役立つ知識(性教育を含む健康・衛生・栄養等)、簡単な英会話やパソコンの基本操作、スポーツ等の指導を行う。
2. (料理が得意であれば)配属先の料理・食品加工学科の生徒を対象に、日本料理の紹介や、栄養バランスの取れた食品・メニューの紹介を行う。
3. 学校休暇中、ユースセンターにて近隣の若者たちを対象に、ICTや語学等の能力向上クラスの支援、スポーツ(バスケットボールやバレーボール)や日本文化紹介等のレクリエーションを実施する。
4.学校・地域の若者の雇用促進のため、地域の店や会社とネットワークを作り、起業の可能性等があればサポートする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学校: 机、椅子、料理実習室(オーブン・ガス調理台、フードプロセッサー、ミキサー、調理器具等)
ユースセンター: バスケットボールコート、ICTルーム(パソコン17台)、服飾指導室(ミシン約20台)等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先およびユースセンター同僚:
・校長 男性50代、教員・スタッフ計9名(25~50歳)
・ユースセンタースタッフ6名(責任者、指導員、カウンセラー等)
活動対象者:
・生徒 約50名(10代前半~20代)女40名、男子10名
・ユースセンターに来る若者(10~30歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要なため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・青少年を対象とした活動経験(2年以上)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・実際は現地語の使用も多いため、赴任後、現地語であるキニアルワンダ語の語学研修を行う。配属先の生徒たちは英語を話さないため、赴任後も積極的に現地語習得に取り組む姿勢が望まれる。
・配属先は生徒への運動・スポーツ指導も強く希望しているため、スポーツに関心があるとなお良い。