【配属機関概要】

3）任地（ ﾀﾞｶｰﾙ州ﾀﾞｶｰﾙ県ﾀﾞｶｰﾙ市 ） JICA事務所の所在地（ ダカール市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

サッカー連盟は、セネガルにおけるサッカー競技の運営、普及を行う組織であり、プロ男子部門、男子アマチュア部門、女子部門、その他運営部門等に分かれている。青年海外協力隊(JV)は女子部門で活動を行う。
女子サッカーは、国内リーグが開催されており、1部リーグ(12チーム)と2部リーグ(16チーム)とに分かれてリーグ戦を行っている。リーグ戦に参加しているチームは、ダカール州だけで両リーグ合わせ10チーム存在しており大半を占めている。一部を除き、各州に1～4チーム程度存在している。ナショナルチームは、シニアとU20があり、セレクションも行われている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

セネガルの女子サッカーは、FIFA女子サッカーランキングで80-100位程度で推移している。アフリカ大陸内では10番目程度の実力である。セネガルにおいて男子サッカーは盛んであるが、国内では男子のスポーツというイメージが強く、女子にはあまり普及していない。
サッカー連盟女子サッカー部門は、女子サッカーの競技人口の拡大を目指し、若年層への女子サッカー競技の普及と、選手のレベルアップを図っている。女子ワールドカップに出場し、女子サッカーの人気を高めること、U17やU15、小中学生のチームを各地に作って若年層のすそ野を広げていくことが、女子サッカー部門の中長期的に目指す目標である。
女子サッカー部門では、まず女子サッカーが盛んなダカール州とジゲンショール州(安全上の理由からJVは同州への渡航は不可)で、小中学校の女子児童/生徒に対し女子サッカーの普及を進め、徐々に他州にも広めていこうとしている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先スタッフやチームのコーチ、選手達と協力しながら以下のような活動を行う。
1.女子サッカーの普及活動(可能な範囲で地方への普及も行う)
・女子サッカー普及イベントの企画・開催(小学生は7人制サッカー、中学生は11人制サッカーを普及する)
・小中学校での女子サッカー教室の企画・開催
2.首都のチームを中心に、コーチとともに女子サッカー選手への技術指導やトレーニングプログラムを提案する
3.可能であれば、日本の女子サッカーチームとの交流も期待されている(ただし、海外遠征や海外チームの招致をJVの活動として行うことは想定していない)

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

サッカー練習用の施設及びボール(各チーム数個程度)、プリンタ等の事務用品

4）配属先同僚及び活動対象者

・技術部門長(配属先長)、女子サッカー部門長、技術部門女子サッカー担当者、地方にある出先機関スタッフ
・コーチ:各チーム1,2名程度(男性が大半であるが女性コーチもいる。外国人コーチはいない。)
・選手、小中学生(女子)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・JFAのC級ライセンス以上があるとよい。

【地域概況】

【特記事項】

・住居は、同任地のボランティアと同居になる可能性もある。