要請番号(JL64218A22)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
漁業・海洋経済省
2)配属機関名(日本語)
ジョアール市水産支局
3)任地( ティエス州ンブール県ジョアール市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ジョアール市はセネガルの漁業生産量の約7%が水揚げされるなど、セネガルの中でも水揚げ量の特に多い地域である。同配属先は漁業統計、漁民指導、水産資源管理、漁船の登録などを行っており、配属先長1名と、その他2名のセネガル人ボランティアが勤務している。本配属先は3つの村を管轄しており、同市にはティエス州を管轄するティエス州水産支局や水揚げ場、魚の燻製等を作る加工場、さらに韓国資本の食品加工工場もある。同配属先には2014年から2016年までコミュニティ開発の青年海外協力隊(JV)1名が配属されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ウォロフ族やセレール族、そしてプラール族などが入り混じるこの国において、この漁師町ジョアールにはセレール族やウォロフ族、レブ族やプラール族など複数の民族が定住しており、マリやギニアから出稼ぎで来る人もいる。市内の人口は約40,000人で、ほとんどの家庭が漁業を中心に生活を営んでいる。本配属先は漁業に関して漁獲量等は管理しているが、密漁や違法操業などの問題については把握はしているものの、具体的な対策を講じられていない現状がある。そのためまずは零細漁民が直面している課題やメンタリティ、そして生活などを調査し、それらを元に改善策を提案することが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
零細漁民やその家庭の中へ入り、現地語であるウォロフ語を使いながら下記3つの活動を中心に行う。
1. 零細漁民や彼らの家庭を取り巻く環境や課題を把握する。
2. 1.を踏まえて生活向上のための改善策を提案する。
3. 零細漁民やその家庭の生活の向上のための提案を配属先および省庁に対して行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
支所長(男性:59歳)
活動対象者:漁民(配属先長と相談をしながら対象漁民を選定する)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:同僚が男性のため
[学歴]:( ) 備考:地域住民の調査を実施するため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・大卒(社会学・文化人類学など)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・インターネット・電気・水道などのインフラサービスはあるが、完全ではなく、特に水へのアクセスは悪い地域である。
・住居は、配属先関係者と同居になる可能性もある。