要請番号(JL64218A25)
募集終了
3代目
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育省
2)配属機関名(日本語)
カオラック県視学官事務所
3)任地( カオラック州カオラック県ンドファン市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は県内の幼稚園23園、小学校221校、中学校37校を管轄し、管轄校の児童・生徒ならびに教員を管轄する教育行政機関である。視学官と呼ばれる教員の指導・監理を行う職員が学校を巡回し、学校、クラス運営、教科指導に関する指導をしている他、教員配置にかかる人事を担当している。なお、視学官はいずれも教職経験者である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
セネガルは「万人の教育」を目指した政府の取組の結果により、2000年に70%以下だった初等教育就学率は現在、80%以上に達した。一方で、児童の学力には多くの課題があり、小学校卒業時に行われる試験の合格率は全国平均60%に満たず、児童の学力向上は重要課題とされている。本件で派遣される青年海外協力隊(JV)はカオラック県ンドファン市の小学校を巡回し、児童の学習の質の向上、特に、算数の学びの質の向上のための支援を行う。具体的には、掲示物や具体物の効果的な使用方法や机間指導など、児童の学びの質の向上に向けた新たなアイディアを教員に提示することが期待される。また、算数に加え、音楽・図工・体育のうち、JVが得意とする教科の指導支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
本件で派遣されるボランティアはンドファン市内および近郊村落部の小学校を巡回し、以下の活動を実施する。
1.児童の算数学習における課題・問題点を把握する。
2.上記の問題・課題解決に向け、具体物を使った授業など、効果的な学習方法を教員とともに考え、実践する。
3.音楽、図工、体育のうち、ボランティアが得意とする科目の授業を支援する。
4.研究授業やセミナーなどを配属先視学官と企画・開催し、教員が新しいアイディアや指導法を学ぶ機会を創出する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
黒板
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先責任者(男性、50代)
配属先視学官(男性、30-50代、教員経験者)
小学校教員(男性、女性、20-50代)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~50℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
同任地のボランティアと同居となる場合がある.活動及び生活言語は、任地に適応する現地語(ウオルフ語等)を赴任後学習する。