2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64218A26)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

カフリン県視学官事務所

3)任地( カフリン州カフリン県カフリン市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は県内の幼稚園23園、小学校151校、中学校16校を管轄の児童・生徒ならびに教員を管轄する教育行政機関である。視学官と呼ばれる教員の指導・監理を行う職員が学校を巡回し、学校、クラス運営、教科指導に関する指導をしている他、教員配置にかかる人事を担当している。なお、視学官はいずれも教職経験者である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セネガルでは暗唱型の一斉指指導が教育現場で実践されており、授業時間中に児童・生徒が問題を解いたり、実践あるいは体験をする機会が限られていることが一つの要因で、児童・生徒が学校で学んだ知識が定着せず、子どもの学力に多くの課題が残る。セネガル政府はコンペテンシーベースのカリキュラムを導入し児童・生徒の学びの質の改善を図っているが、現場では暗唱型の一斉指導が継続して行われており、より効果的に質のよい学びを実現するための指導法に関する知見が求められている。本件で派遣される青年海外協力隊(JV)は、カフリン市内および周辺村の小・中学校を巡回し、児童・生徒が算数・数学をより効果的に学ぶための指導法や教材・教具を教員に提案することが求められている。また、子どもの学びの進度に配慮した授業づくりができるよう、小テストや定期テストの誤答分析を教員や視学官とともに行うことも期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

本件で派遣されるボランティアはカフリン市内および近郊村落部の小学校を巡回し、以下の活動を実施する。

1.児童・生徒の算数・数学の学習における課題・問題点を把握する。
2.上記の問題・課題解決に向け、具体物を使った授業など、効果的な学習方法を教員とともに考え、実践する。
3.小テストや定期テストの誤答分析を行い、児童の学びの進度に配慮した授業づくりを支援する。
4.研究授業やセミナーなどを配属先視学官と企画・開催し、教員が新しいアイディアや指導法を学ぶ機会を創出する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先責任者(男性、50代)
配属先視学官(男性、30-50代、教員経験者)
小学校教員(男性、女性、20-50代)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~50℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

同任地のボランティアと同居となる場合がある 。活動及び生活言語は、任地に適応する現地語(ウオルフ語等)を赴任後学習する。