2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64218A29)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
G239 服飾
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

職業訓練・研修・手工芸省

2)配属機関名(日本語)

ルーガ職業訓練センター

3)任地( ルーガ州ルーガ県ルーガ市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1964年に女性の教育を目的に設立された職業訓練センターであるが、学校改編が行われ男子生徒も受け入れるようになり、地域の若者が就職に直結する技術の取得が可能な職業訓練校を目指している。2012年にルクセンブルク国の支援により新センターが開設された。現在は服飾、染色、野菜栽培、理容、手芸、料理などを中心とした10コースを開設し、初等教育を修了していない生徒から高校を卒業した生徒や大人まで幅広く受入れを行っている。年間予算は約900万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セネガル国では毎週金曜は民族衣装で着飾る習慣があり、その際に着る民族衣装はほとんどの場合がオーダーメイドとなる。そのため各街に数多くのテイラーが存在し、同センターにおいても服飾課程は他のコースよりも多くのクラスが設置されている。同センターは教員の知識レベルも高く、指導経験年数も5-10年ほどと豊富である。しかし、一方で、絵やデザイン画を描いたり、スタイリングをしたりすることに関しては、能力向上の余地があり、現在派遣されている隊員は、その点においても活動を行っている。授業に関してはパターンから縫製まで、メンズ、レディースもののシャツやパンツなどの基礎的な授業を実践しているが、基礎レベルに留まり、応用までは行えていないのが現状である。そのため現地教員と協力し授業を実施することに加えて、時には応用的な内容を扱った研究授業を実施することも求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

センター長、教員と協力しながら服飾課程において以下の活動を行う。
1.服飾課程の生徒に対して、パターンから縫製までの基礎レベルの服作りの技術指導を補佐する。
2.夏休みや平日の空き時間、週末を利用し、現地教員への研究授業および生徒への補修授業を実施する。
3.生徒の卒業後を見据えて、同センターにどのようなバックグラウンドの生徒が来ているのか、また卒業生はどのような所に就職したのか、また市場はどのような人材を求めているのかなど、授業外での情報収集活動を行う。
4.教員、生徒の両方に対して、絵やデザイン画等の指導を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室(パターン作製室・ミシン室)、作業台、ミシン12台、ロックミシン1台、アイロン、パソコン

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長1名(女性、50代)
教頭1名(男性、50代)
服飾課程指導教官4名(30歳-40歳前後、男性1名・女性3名、指導経験5-10年)
服飾課程生徒:約20名(10代後半-20代後半)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:服飾に関する専門の知識と技術を要するため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

住居が見つかるまでは、一時的に同僚もしくは同任地のボランティアと同居の可能性がある。活動及び生活言語は、任地に適応する現地語(ウオルフ語等)を赴任後学習する。