要請番号(JL64218A30)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
職業訓練・研修・手工芸省
2)配属機関名(日本語)
ティエス技術教育職業訓練高校
3)任地( ティエス州ティエス県ティエス市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同校は専門知識や技術取得を目指して2006年に設立された技術系高等学校である。進学課程と職業訓練課程が用意され、生徒約1000名(教師は148名)が通い、技術者免状(BT)資格や大学入学資格(バカロレア)の取得を目指し、理論と実践的な技術を学んでいる。国内の主産業である農業や製造業の企業が多く存在する地域の特色を活かした課が設置され、地域企業と協力しながら産業人材育成を実施している。自動車整備課のほとんどは男性であり、年齢も18歳の高校生から35歳の現役の整備士までが通い技術レベルの向上を目指している。地元整備工場からの評判も良く、他州から同校に学びに来る生徒もいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
セネガルでは依然としてマニュアル車(以下:MT車)が多く使用されており、同校ではオートマチック車(以下:AT車)の整備に関して理論の授業は行っているが、実践的な整備についてはMT車がメインとなっている。座学の講義に関しては語学力の関係から、青年海外協力隊は赴任初期段階では理論よりも実践的な部分において活動を行っている。また整備を実施する際にサンダル履きで行うなど安全面への配慮に欠ける面が多く見られ、それらが整備中の怪我に繋がることもあるため、そういった安全面への配慮も課題となっている。加えてボランティアには同地域の整備士などを訪問し、現場ではどのような人材が求められているのか、同校卒業者の進路状況の把握など、現場で本当に求められている人材像や技術を分析し、配属先にフィードバックすることによって、就職率向上の後押しをすることが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同校教頭や自動車整備科指導員と協力しながら、以下の活動を行う。
1.校内自動車整備科にて指導員の行う実習授業の補佐を行う。
2.整備作業における安全面への配慮に関しての指導およびアドバイスを行う。
3.地域の整備士や生徒、教員と接する中で、それぞれがどのようなバックグラウンドを持っているのか、また現場ではどのような人材や技術が求められているのかなどを調査し、同校の授業にフィードバックをする。
4.生徒の卒業後の進路を把握し、同国の自動車産業従事者の実態を出来る範囲で調査、把握する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
車両(CITROEN・C4など)、機材・工具(フロアジャッキ、コンプレッサー、4柱リフトなど)
4)配属先同僚及び活動対象者
校長1名(男性、50代)
教頭1名(男性、40代)
自動車整備課教員6名(30-40代、男性4人・女性2人、指導経験年数10年前後)
活動対象者:同校に通う高校生(18才)から社会人(35才)までの学生全員(約80名)
※平均年齢は約25才
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:地域整備士への指導も行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住居が決まるまでは同僚もしくは同任地隊員と同居の可能性がある。活動及び生活言語は、任地に適応する現地語(ウオルフ語等)を赴任後学習する。